OA(オフィス・オートメション)の進化により官公庁、民間企業などの業務用需要、例えば帳票需要、会議用資料等の印刷需要は減ることも予想されます。


したがって、従来の印刷需要構造も変化を余儀なくされることも考えられます。


一方、70年代の高度成長時代から、80年代は低成長時代に移行してきました。


従来の高度成長時代には、如何に早く近代設備、技術を導入し、品質、コスト、納期の優位を確保し、有利な営業体制を築くかにありました。


しかし、低成長時代に入り、機械設備の発達、転換は以前を上回って急速に進むであろうし、これとの調和をどうはかるか。


また、低成長により印刷マーケットは鈍化傾向にあり、81年度の政府見通しによる実質経済成長は五・五%程度といわれています。


そうした情勢の中で、印刷業界も、いままでの二桁成長から一桁程度の伸び率での推移が予想されます。


そして、今ではリサイクルインクがインクの主流になりつつあります。


印刷業界にとって、技術革新による外部環境の変化に、ハード面、ソフト面にどう反映していくかが追求されなければならないでしょう。


こうした技術革新の波が、会計経理、管理等のデータ処理のコンピューターから現在は一般事務処理に及ぼうとしています。


情報処理対策は文字通り、インフォメーションを処理することで、タイプライター、ワードプロセッサー、マイクロフィルム、ファクシミリ、VTRディスプレイなどで使用され、ビジネス情報の、生産性向上がはかられだしました。


さらに進出するとオフィスから書類がなくなり、TVとコンピューターによって必要な情報をいつでも、文書にインプット、アウトプットできるのも近い将来には訪れてくるでしょう。


そんな中、キヤノン トナーが企業のコピー機で多く使われています。

80年代は、不透明の時代といわれていましたが、印刷業界も例外ではなく、80年代における印刷業界の展開はどうあるべきか、最大の課題は、マイコンが印刷機、あるいは周辺機材に急速に活用されている状況からコンピューターとの対応をどうはかっていくかが大きなポイントになってくるでしょう。


すでに、コンピュータi技術をたくみにとり入れ、ハード面からの対応として製版、印刷の自動化システム、また高速コピーやファクシミリー採用による顧客サービスの充実、一方企業内印刷への進出等ソフト面に反映させながら今日の発展につなげてきました。


しかし、今後はコンピュータリゼイションによる技術革新は目ざましい発展により高性能なワードプロセッサーや漢字。


プリンターやリサイクルインクが実稼動化の方向ですすみ始め、市場の末端で印刷分野とオーバーラップするといった現象が出始めてきました。