●●成分配合の文字に惑わされないで!
アスタキサンチン、プラチナナノコロイド、フラーレンなどなど
化粧品業界に次々と現れる新成分。
○×△博士が発明とかノーベル賞受賞した成分などなど
果たして一体どれが一番良いの~~
と迷ってしまいますよね。
でもそんな表面的なことに惑わされてはダメですよ
例えば一世を風靡した代表的な成分
コエンザイムQ10
を例にとって見ましょう。
確かにコエンザイムQ10は、
本来人間の体内に存在する成分で
美容の大敵である活性酸素をやっつける
抗酸化作用があります。
日常生活を送る上で、紫外線やストレスなどでも
活性酸素は増えていくので、日々の化粧品でも
補うことはとても重要です
しかし、抗酸化作用を求めるのであれば
細胞の酸化を防ぐのですから、
皮膚の中に入って細胞と対面してこそ
その効果が発揮されるのです。
し か し
実はこのコエンザイムQ10は成分自体の大きさが
皮膚に浸透するにはちょっと大きすぎるのです
皮膚に浸透できる分子量はせいぜい500程度までと
いわれています。
ちなみにコエンザイムQ10の分子量は863です。
どうでしょう?
せっかくのよい成分なのに肌の表面に留まっていては
何も意味がありませんよね、、、。
どんなに良い成分でも、
配合されていれば良い
というわけではないことがお分かりいただけたでしょうか?
今は情報が溢れている時代。
信頼できる情報なのかどうか判断する為にも
一歩突っ込んで考えてみるということは大切ですね。