私は小学生の頃は ほぼ毎日母から
叩かれ蹴られて育ちました。
理由は
食事を食べ終わるのが遅い
左利きが行儀が悪い
（幼稚園までに矯正されました）
テストで90点以下だった
服をハンガーにかけなかった など。
小４で算数につまづいてから一切
勉強をしなくなった私はオシャレに
目覚め近所のお姉さんからもらった
可愛い服を着ると また派手だと
怒鳴られましたが 弟が少年野球を
始め 遠征などで忙しく私への興味
が無くなり私は自由になりました。
父がスナックを始め そこへ行くと
チヤホヤされお金を貰えるので
当時はなかなか売ってなかった
ニーハイソックスやピンクのタイツに
ツインテールにぬいぐるみ型バッグと
言った 母の嫌いなぶっ飛んだ
ファッションに身を固め夜遊びを
しだしました。
そんな私に激甘な父は母の前で
「可愛い可愛い、お母さんに似ずに
ほんまに良かった」と褒めます。
母が着物を買った時には
「何着ても似合わんなあ 笑」と
馬鹿にするのです。
浮気三昧だった夫にはオシャレも化粧
しても似合わないと言われ 全ての
称賛は娘が独り占め。
母が面白くないのは当然です。
毎日怒鳴る母。
ところが高２で喘息になり緊急入院、
生死の境を彷徨います。
この頃から母は急に優しくなりました。
ステロイド点滴を何年も毎週打ち続け
顔は紫色に腫れ 皮膚が裂け黄色い汁
が流れステロイドを辞めると全身に
アトピーが出ました。
母はいくつも仕事を掛け持ちし怪しい
治療法に大金をはたきました。
ある日 自然療法をやっている人から
「病気が治らないのはそのほうが
自分に都合が良いと心の奥で思ってる
からやで」と言われ激怒したことを
思い出しましたが昨日の日記を書いて
気づきました。
醜く可哀そうな自分でいたほうが
母が可愛がってくれると潜在意識で
思っていたのです。
これはとても大きな気づきでした。
潜在意識のブロックに気づき解けたら
後は好転するのみ。
昨日母には可哀そうな事をしましたが
これでお互い様です。
言いたい事を言ったので また優しく
してあげようと思います。