今やっているSEOを見つめなおそう(4) ~キーワード編3~ | CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

サイバーエージェントSEOラボです。当ブログでは、皆様がウェブサイトを運営するにあたって必要となるSEOに関する情報をご提供して参ります。

前回は、商品やサービスを認知させるキーワード

について考えてみました・


今回のケースは少々特殊ですが、

とにかくアクセス数を多く稼がないといけないサイトについてです。


商品を売るサイトや、商品やサービスを認知させるものと違って、

とにかく人を呼ばなければいけないサイトとはどんなものでしょうか?

そんなものがあるのでしょうか?


「ない」というのが半分正解だと思います。

というのは、結果としてたくさんの人が来ればそのサイトのことを知ることになりますので、

「商品、サービスの認知」にはつながるからです。

ただ、それは結果として・・・という話なので、

目的としてとにかく人を呼ぶというSEOについてのキーワード選びをするサイトになります。


人が集まるサイトというのは、日本では何があるでしょうか?

Yahoo!、楽天、mixi、そしてこのアメーバなどなど、

名だたる巨大サイトには人がこれでもかというくらいに押し寄せます。

それらのサイトには総じて「広告」が付いているのにお気づきでしょうか?


そうです。アクセスが増えると、そのサイトの媒体価値が高まって広告収入を得やすくなるのです。

こういった観点から考えて、

「とにかくたくさん人に来て欲しいサイト」

とは

「広告収入目的などで、媒体価値を高めたいサイト」

ということになります。


つまりSEOの目的は

「アクセス数を最大限増大させて、媒体価値を高める」

ことにあります。


そんなサイトのSEOではどんなキーワードが良いのでしょうか?

検索数が極端に多い「自動車保険」とか「キャッシング」とか?

もしくは「2ちゃんねる」とか「mixi」とか・・・。


さあ、どうでしょうか?これらでランクアップすればそれはそれで人は来るでしょう。

「自動車保険」「キャッシング」で上がればそれはそれでラッキーかもしれません。

ただ、これらのコンテンツが相当にたくさんないとランクは上がりませんし、

専門サイトでもないものがランクアップするというのは考えにくいですね。

そして何より、これらで検索してきた人がそのサイトでリピーターになるかどうか・・。

リピーターを獲得できなければページビューが増えずに媒体価値は高まりません。

Yahoo!もmixiもリピーターが多いから価値があるのです。

「2ちゃんねる」「mixi」なんかも同じですね。


ではどうするか?

当然ながら、SNSであれば「SNS」、口コミサイトであれば「クチコミ」など、

そのサイトの正体を表すキーワードは必須だと思います。

そんなことはどなたでもわかることですね。

では、さらにやれることがないか?


これは、コンテンツの作りこみに大きな影響を及ぼすのですが、

私は、ニュースキーワードは一つの大きな武器になると考えています。

Googleはニュースとなるようなキーワードについては、

その検索結果にニュースサイトなりブログなりのフレッシュな情報が掲載されたサイトを表示します。

これを利用して、トレンドキーワードを掴んでいけば、

(短期間の)人気キーワードでランクアップされる可能性が高まり、

アクセス数が増加すると思われます。

また、そこでニュースを配信していればリピーターがつく可能性もあるでしょう。


ニュース関連、トレンドキーワードのようなものは

長くユーザーを呼び込めるものではありません。

しかしながら、そのぶんコンテンツをたくさん作って、外的施策もしっかりして・・・。

という必要がないわけです。

トレンドキーワードをどこよりも早くおさえてコンテンツにアップしていくことこそが重要になります。


ちなみに、私の個人ブログ(ラーメン食べ歩きのブログをやっていますが)、では

新規開店したラーメン店にはなるべく早く行って、ブログにアップするようにしています。

新規開店の店は検索数も多いですし、何より競合が少ないのでGoogleやYahoo!ではすぐに上位をとれますので。


次回からはサイトの中身の部分に触れていきたいと思います。


【木村賢】