CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

サイバーエージェントSEOグローバルイノベーションプロジェクト(SGIP)です。当ブログでは、皆様がウェブサイトを運営するにあたって必要となるSEOに関する情報をご提供して参ります。

オンライン開催されているPUBCONにおいて、GoogleのJohn Mueller氏より、2021年3月目処にデスクトップでしか表示されずスマートフォンで表示がされないウェブページがindex対象外になることが発表されました。

"Content only visible on desktop will be ignored"

"デスクトップでのみ表示されるコンテンツは無視する"

 とのことです。

 

そして、indexさせたいすべてのコンテンツはスマートフォンでリーチ(アクセス)できて、表示できなければいけないとのことです。

 

クロール&index と 評価は別のものである

一応再確認ですが、クロール&indexと評価は別物です。

ここでの話はクロール&indexのことだと思われます。

つまり、

「今後indexの対象になるのはスマートフォンのUserAgent情報を持っている場合にアクセス&表示できるものだけ」

と言っているだけで、その後の評価の話は現時点では何も出てきていません。

 

今まではPCだけで表示されていてもindexされていた

これまでと何が変わるのか?ですが、今まではPCのみで表示されるケースでもindexされていました。

もちろんモバイルフレンドリーではないので、スマートフォンの検索で出てこないことはありえますが、

固有名詞で検索した場合などは少なくともPCでの検索結果では概ね出てきたと思います。

PCのUserAgentを持ったクローラー(以下PCクローラー)にページを認識させていれば、

SPのUserAgentを持ったクローラー(以下SPクローラー)で認識できなくても

indexそのものはされていたのです。

(しつこいようですが評価は別ものです。indexがされたという話で評価の前段階です。)

それが、PC"だけ"で表示されるものはindexされないよということにかわります。

 

今後はSPで表示できなければindexそのものがされない

今後は、"PCだけで表示されていてもindexはされていた"という一種の救済策がなくなります。

Mobile First indexに移行が進み来年には強制移行される中で、

上記の救済策は不要という判断でしょう。

indexするしないの判断が、SPベースのみになるということです。

 

どんなサイトが注意が必要か

最近作られたサイトでスマートフォンで表示されないサイトはほぼないでしょう。

そのため注意が必要なサイトはほとんどが非常に古いサイトになると思います。

例えばガラケーが出てきた時代から続いているサイトで、いまだにPC以外でアクセスすると

「このサイトにはPCからアクセスしてください」

とか、

「このサイトにはInternet Explorerからアクセスしてください」

とか出るようなものです。

このようなものはスマートフォンで本来のコンテンツを表示できないので、

少なくとも本来の中身のあるページはindexされないでしょう。

いまどきそんなサイトはないよと思われるかもしれませんが、

個人的に危険かなと思っているのは、

1,行政の管理しているサイト

2,レガシーな企業サイト

3,PCで操作することが前提となっているサイト

 

1については、頑張ってねとしかいいようがありませんし、さすがにもうないかなと信じたいところです。

 

2は、中小企業などでガラケー時代に閲覧制限をしていた時代からリニューアルしていないものには発生する可能性があると思います。

「制作会社がそう設定していた」というパターンもあるかもしれません。

自社サイトを必ず一度はスマートフォンで閲覧するべきでしょう。

そこで「PCで閲覧してください」などと出てきたら修正が必要です。

 

3はPCで投稿したり操作したりすることを前提としたサービスでのログインページなどがそれにあたります。

スマートフォンでアクセスした場合に「このサービスはPCで利用してください」

のように表示してしまう場合には、中身のないそのコンテンツがindexされるか、そのページをnoindexにしていればindexされないかもしれません。

 

いずれにしてもスマートフォンで中身あるコンテンツが表示されるか確認して、

表示できない場合は、スマートフォンに対応させるか、無理な場合でもサービスの紹介等最低限の記載をしたうえで、「より詳しい情報はPCでアクセスしてください」などの表記をしておくべきでしょう。

 

SPで表示できるならindexはされるはず

勘違いしてはいけないのは、SPに最適化していなくてもSPで表示されればindexはされるなずであるということです。

SPサイトがないから、SPはブロックしてしまっているというケースの場合、

とりあえずSPのUserAgentであってもPCサイトを見せてしまうということを行うことでindexされない状況は回避できるはずです。

(極論SPクローラーに表示できて、ユーザーのスマートフォンで表示できなくてもindexされるとは思いますが、クローキングになるかもしれないので避けるべきでしょう)

 

最後に、

「来年からPCサイトはindexされなくなるのでスマートフォンサイトを絶対作らないとダメです」

という嘘営業が出てくるような気がしなくもありません。

先に記したように、PCサイトでもSPで表示されてしまえばindexはされます。

「うちはPCでしかアクセスがないから、SPサイトはいらないし、社名で検索したときに出てくればOK」

ということであれば、PCサイトがSPでも表示できる様にしてしまえばいいだけです。

SPに最適化されたページでないとindexされないというわけではないので注意しましょう。

 

なお、まだ第一報が入ったばかりでありこれから続報が出てくると思います。

過去indexされているけれどSPで表示できないものがindex削除されるのかどうかとか、今後もPCクローラー自体は生き残るということですが、それが何に使われるのか?などは現時点では不明です。

 

@kimuyan

"データを見てSEOを行う"ということについて気を付けるべきことを書きたいと思います。

 

最近、

 

"そもそもSEOを行うのにアルゴリズム分析をすることが間違っている"

"無意味な分析が多くてミスリードさせる"

"SEOの本質を分かっていないのに数字を一人歩きさせている"

 

といったご意見を良くいただくので、特に後ろ2つについて確かにそうかなと思う部分もありますので(私がSEOの本質をわかっていないかどうかは別に私が決めることではないので他の方の評価にお任せします)、ちょっと思うところを書きたいと思います。

 

表示されているものの傾向を分析するというのは、

これは売れるものがどんなものか分析するとか、

あることを行うのに適した物質がいくつかったらその組成を分析するということと基本的には同じようなことだと思っています。

以前Discovderに出ているものの傾向を分析した結果を記事にしましたが、

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12586320316.html

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12586792697.html

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12587532301.html

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12588017885.html

例えば、

これをさらっと読んでしまうと、

「そうか、文字数増やせばいいんだ!」

となりがちです。

「文字数を増やせばDiscoverに出るんだろうからとりあえずなんでもかんでもまわりくどく書いてトラフィック稼ごう!」

と思う人が出てきても不思議はありません。

私も反省すべき点として事実しか書いておらず、「まわりくどく長く書けば良いことではない」と記述すべきだったと思います。

 

Discoverと同じで、検索エンジンで上位に表示されているデータを見て、

すぐにそれに飛びついて、そのデータの通りのことをやってしまうとSEOというかウェブサイトとして失敗してしまうことが多いと思います。

 

こちらはDiscoverと同様に文字数とランキングの関係性です。

これだけを見てしまうと、

「上位にするために最低4000文字は書こう」

とか

「上位にするために4000文字以上6000文字以下くらいにしよう」

とかなりがちです。

例えば「電気二重層に適した電極の素材と処理方法」(あ、私の大学時代の卒業研究のテーマなんでなんでも構いませんのでテーマは置き換えてください)とかを4000-6000文字で書くと言ったら無理でしょう。

一方で、「おはようを英語で言うと」というテーマでは4000文字を書くのはなかなか大変ですし、例文をたくさん書く、語源を書くなどの多くの検索者が必要としない情報を含んだコンテンツにしないと4000文字はいかないかもしれません。

結局テーマ・トピックによって必要とされる文字数はまったく変わりますし、検索結果の上位が〇〇文字が多いからその文字数にしようというのは間違いです。

仮にSEOであがっても、来訪者が満足しないコンテンツとなり"ウェブサイトとして失敗""ウェブマーケティングとして失敗"するでしょう。SEOは手段であって目的ではないということを忘れている典型パターンに陥ります。

 

じゃあ、これらデータは無意味なのか?ということになりますが、

"見方と使い方による"と思います。

ウェブページにはTwitterであったり、ブログであったり様々なものが存在します。

それらは文字数が様々です。ブログでは数文字のものも存在しますし、情報コンテンツでは1万文字を超えるものも存在します。

その中で例えば

 

情報コンテンツ全体だと文字数が多い方が上がっている傾向にあるね
 ↓

なぜ文字数が多いほうが上がっている傾向にあるのか?

 ↓

 充実した情報をユーザーが欲しているから、情報量が多いほうが上がる傾向にあるのかな?

 ↓

 ただ、極端に多いものは少ないっぽいな

 ↓

 余計な情報があるとダメなんじゃないの?

 ↓

 ユーザーが必要としている情報をもれなく入れた情報コンテンツを作るべきだね

 

とその数字から背景を推測して仮説を立てて実行するためには有用だと考えています。

「そんなのなくたって仮説立てられるでしょ」

と言う方も多いのですが、実際に多忙な現場ではユーザーの需要を推測して仮説を立てるということがおろそかになることもあると思います。ユーザー需要の仮説を立てるためのきっかけとして使うこともできると思います。

 

また余談ですが、インハウスSEOの現場ではよく

「このブログ記事にAと書いてあるから、あなたがBと言っていることは間違っている」

みたいに、担当者よりもエヴィデンスが強い現象は良く起こることです。

データはそのときの説得材料には非常に有効です。

 

まとめると、

大切なのは、良く言う「データの裏を読む」ことでしょう。

 

表面上このデータが出てきたのは、

ユーザーがこういうものを欲しているからである

だからGoogleはこういう傾向のウェブサイトを好むのかもしれない

 

というように、データを額面どおり受け取らず、それがなぜそうなっているかの背景を必ず推測するようにすると、よりSEOの成果につながりやすいのではないかと思います。

 

こちらはPageSpeed Insightsのスコアとランキングの関係性ですが、(×100でPSIのスコアとなります)

データ通りにするということであれば、

じゃあ、あえてレンダリングブロックしたり、サーバの応答速度を下げたりして、

PageSpeed Insightsのスコアを下げますか?ということになります。

 

データには必ず背景があります。

2020年9月18日(金)にウェビナーを開催しますが、聞いていただける方はこちらに書いたことを頭に置いて聞いていただけたらうれしいです。

https://www.cyberagent-adagency.com/event/551/

 

 

緊急事態宣言が出て、先もなかなか見えない中ではありますが、暗くなってばかりいても仕方ありません。止まない雨はないと信じて、雨が止んだときに楽しめるようにこういうときだからこそできるSEOの施策をいくつかやっておこうと個人的に考えています。

リモートワークになり出張や外出が減り、ミーティングも減っていつもよりも考える時間があるという方もいらっしゃると思います。普段は忙殺されていてなかなか整理したいことやじっくり考えたいことが後回しになっている人も、今時間が空いているようであれば自サイトのSEOについて再度整理してみるのはいかがでしょうか?

 

いざ整理してみるとしてもサイトの規模や運営体制、いまおかれている状況によってそのポイントはさまざまだと思います。

そのため、今回はあくまで私の場合です。

私が見ているサイトの多くは大規模サイトなので中小規模のウェブサイトには不要なこともたくさんありますし、逆に中小規模サイトのSEOに必要なところが抜けることもあるかもしれませんがご了承ください。

1,サイトのコンテンツの見直し

1-1,不要なコンテンツの削除や統合

特に大規模サイトにおいては不要なコンテンツや内容に乏しい品質の低いコンテンツを削除することによってSEOの効果が高まることがあります。

これは大規模なサイトにつきもののクロールバジェットの問題が軽減されることによって、重要なコンテンツによりクロールがなされるようになることが原因のこともあれば、ユーザー行動が改善されることが原因のこともあれば、サイト全体としてのコンテンツ品質が低いと見られているものが解消されることが原因のこともあるでしょう。

今までの私のたいして多くない経験の中でも、

  • スパムコンテンツの大量削除
  • システムによる自動生成コンテンツの削除
  • 重複コンテンツの大量削除またはcanonicalによる正規化

等によって検索流入がサイト全体として増加したケースがあります。

一点注意が必要で、検索流入がないページがすべて不要なわけではなくユーザーにとって必要なページは残しておくべきです。

その中で検索者には役立たなそうなものはクローラーをブロックしたりnoindexしたりということが考えられます。

検索流入はないけれど、検索流入したひとが回遊して役立ちそうなものは残しておくべきだと思います。

例えばECサイトで「商品ページが検索上位に上がってくるからオウンドメディアでその商品の上手な使い方を作っていたけど削除したもいいや」というのは間違いです。

商品ページから回遊して役立つページになると思いますので、そういったページは削除しないようにしましょう。

 

個人的には、Search Consoleのカバレッジ>除外のSearchConsole除外画面

クロール済みインデックス未登録のリストを見て、どんなものがGoogleから「indexしても意味がない」と思われているかを確認して、基準作りの参考にするようにしています。

1-2,必要なコンテンツの作成

別にこういうときでなくても必要なコンテンツは作らないといけないのですが、やれ無駄なミーティングだ、やれ上司に無駄な報告だ、やれ無駄なレポート作成だ、やれ有用な飲み会だと何かと忙しくて、わかっちゃいるけど作れないという方もいらっしゃると思います。

 

これは何も狙うべきキーワードのコンテンツが作れていない!という情報メディアによくありがちな話だけではありません。

意外とあるのが、メーカーさん等で商品の魅力を伝えきれていないものです。

画像等でビジュアルではその商品の魅力が伝わるものの、どういう人に合っているのか、どういうシチュエーションで使うと良いのか?使い勝手は?使い方は?などユーザーが知りたいことに応えられていないケースがときどき見られます。

Webサービスでもよくあります。特に競合の商品がある場合にはそこと差別化できる「強み」を伝えられているかチェックする必要があると思います。

また、商品について細かく伝えたいときはFAQコンテンツを作るのも良いでしょう。

QuestionとAnswerで1ページずつコンテンツを作れるくらいボリュームができると質問に関するロングテールのクエリで検索流入が得られることもあると思います。

(薄っぺらいコンテツになるなら1ページずつ独立しないほうが良いと思います)

2,ページやサイトの作りについて見直す

2-1,構造化データが正しく使えているか見直す

構造化データがしっかり使われているサイトはかなり増えてきていますが、古くから運用されているサイトではまだ導入されていないサイトもあるでしょう。

このタイミングでもしリソースが空いているようであれば、構造化データをしっかりセットしておくのも良いと思います。

構造化データがSEOにどう寄与するのか、リッチスニペットに反映されること以外はあまりはっきりしたことは言えませんが、今構造化データをなんらかのヒントにしている可能性はありますし、今使っていなくても今後ヒントに使うかもしれないと思います。

リソースに余裕があるときでないと、SEOに保険をかけることはなかなかできないと思いますので、リソースに余裕があれば保険をかけておくと良いのではないでしょうか?

Googleのドキュメントとしては「構造化データの仕組みについて」、正しく使えているかどうは、Search Consoleや「構造化データテスト」を活用しましょう。

 

2-2,<title>,<h1>等がコンテンツ内容を正しく伝えられているか確認する

titleもh1もSEOには不要という人もたまにいらっしゃいますが、、、、やはり検索エンジンにはヒントになるものだと思っていいと思います。

そしてユーザーが見出しを見たときに、そこに何がかかれているのかを一目でわかるようにすることは重要だと思います。

titleキーワードとSEO

上位50位に入っているもののほとんどはしっかりキーワードが入っています。

(5位ずつの箱ひげ、縦軸はキーワードの出現回数、複合ワードの場合に例えば2語の複合で片方しかtitleに入っていない場合は0.5として算出する)

2-3,パフォーマンス(表示速度)改善をする

これは普段から取り組んでいる方が多いと思いますが、たまたまエンジニアの方の手が空いている!なんてことがある方はトライすると良いと思います。

コロナウイルスが流行してから検索結果がおかしな方向に変わることを避けるためか、Googleには大きな順位変動はありません。コアアルゴリズムアップデートも発表されていません。

それでもいつかコアアルゴリズムアップデートがあったときに、どのサイトであっても大きく検索流入を下落させる可能性があり得ます。

そしてコアアルゴリズムアップデートによる検索流入低下時には、運営者のなんらかの努力でその流入数を元に戻すことは現時的ではありません。

となると、訪問してくれるユーザーさん一人一人をより大切にしなければいけないわけです。

パフォーマンス改善はこのような有事の際の保険にもなりますので、ぜひ取り組んでおきたいものです。

実際の表示速度とは必ずしも一致しないかもしれませんが、"検索から来た人のUXを改善する"という意味ではPageSpeed Insightsは外せないと思います。

PageSpees Insihgts

私も頑張ります(汗

2-4,MFI対応に問題がないか確認する

先日、9月以降にMFIへの強制移行がはじまるとの告知(英語)がありました。

まだMFI移行されていないサイトは、このタミングでMFIが来ても問題がないかチェックする必要があるでしょう。

詳細は先日投稿した記事をご覧ください。

もう一度モバイルファーストインデックス(MFI)について振り返ってみた

3,クロールの最適化について見直す

大規模サイトにしか必要ではないと思いますが、大規模サイトのSEOだと取り組まなければいけない課題になることが多いと思います。

3-1,ページの重要度において傾斜をつける

SEOにおいて重要なページとそうでもないページがあると思います。

  1. Landing Pageになり得るページ
  2. Landing Pageをあげることをアシストするページ
  3. SEOには役立たそうなページ

があったときに、1 > 2 > 3の順にクローラーに積極的にプッシュしていきます。

1はsitemapに掲載する、2は何もしない、3はクローラーを回さないなど、ここはサイトそれぞれにカスタマイズする必要がありますが、大事なものはクローラーが見つけやすいようにし、不要なものはクローラーに見つからないようにするという意識が必要だと思います。

(ここは中途半端に書くと誤った方法で大失敗してしまうケースがあると思いますので、敢えてざっくりした表現に留めます。

慣れていない方は専門家に相談されることをおすすめします。)

3-2,不要なページへのクロールを回避する

先ほど記述したようにSEOに役立たない、むしろクロールバジェットなどの観点からマイナスになり得るようなものはクローラーを回さないようにすることが有効なケースが大規模サイトの場合あります。

noindexにしてもindexが回避されるだけでクローラーは回ってきますので注意してください。

(クロールの頻度は下がるように思いますが)

クロールの回避には、サイト内リンクでそのページへのリンクに rel="nofollow" を設定するというのがありますが、それよりもクロールさせたくないURLを特定のURLパターンにして、robots.txtにてdisllowするというのが確実性が高いと思います。

本当は品質の低いコンテンツは作らないのが一番ですが、どうしてもそれが回避できない場合に、かつて特定のディレクトリに格納してクローラーをブロックするという方法をとったことがあります。ブロックしたいものや無駄なものを別のサブドメインに逃すというのでも良いでしょう。

disallowの方法

4,被リンクやサイテーションついて見直す

まずいないとは思いますが、有料リンクをまだ購入しているという人はこのタイミングできっぱりとやめましょう(笑)

4-1,被リンクが獲得できないか検討する

被リンクというのは非常に獲得し辛いものです。特にSNSからではないdofollowのリンクは獲得が難しい時代になっています。その分SEO効果が期待できるということもあり、それで有料リンクがなくならないというのはあると思いますが、当然バレれば厳しいペナルティ(手動対策)が待っていますので気をつけましょう。

被リンクでこういうときだからこそチェックしておきたい例としてもらえるはずのリンクがもらえていないケースです。

例えば

「グルメサイトAを運営しているとして居酒屋αが掲載されている。αの公式サイトからはグルメサイトB,Cに掲載されている旨は書いてあってリンクもあるが、Aにはない」

とか

「宿泊予約サイトAを運営しているとして、ある観光情報サイトに旅館αの情報が記述されている。そこからは宿泊予約サイトBとCの予約ができる詳細ページにリンクされているがAにはない」

こういうときに「うちにもリンクしてください!」とお願いをしてみるのはありだと思います。

特に後者で公共性の高い機関(観光協会のようなところ)がやっている場合はそういう機関だからこそ中立性担保のためにリンクしてくれることが多いです。

最近でも一社スタートアップの会社がそれでリンクを獲得していました。

 

海外では、「SEMrushとかAhrefsとかMajesticなどを使って競合の被リンクを調べてギャップを埋めましょう」なのが多い気がしますが、基本的には上記と同じようなことになるかなと思います。

 

メディアだと"被リンクが集まるコンテンツを作ろう"的考え方になると思いますが、どうやったら被リンクがもらえるコンテンツになるのかは私には分かりませんし、被リンクを目的にコンテンツを作るのもなんだかなあと思いますので、まずは被リンクする価値があるようなそこにしかない情報が含まれて高品質なコンテンツを作るということになると思います。

4-2,サイテーションが獲得できないか検討する

ここで言うサイテーションは、被リンクがあろうがなかろうが、そのサイトや会社や製品についてオンライン上で言及されるとか、指名検索されると考えてください。 

先の被リンクの話がそのままサイテーション獲得に結び付くと思いますが、サイテーションだとSNSに対しての意識をより強めたほうが良いと思います。

このタイミングでSNS運用に力を入れてみるというのもできるのであればアリだと思います。

個人的にSNS運用がうまい(強い)ところはSEOが成功する可能性はかなり高まると思います。

強力なSNSアカウントでシェアされたコンテンツは自社コンテンツであっても伝播する可能性が高まるでしょう。

そのようなものが直接的にオーガニック検索で上位になるかどうかは別として、多くの人に見てもらうことによってリンクしてくれる人がいるかもしれませんし、様々なシグナルがGoogleに送られる可能性が出てくると思います。

とは言え、SNS運用には組織の理解が必要なので組織によってはこの時期だからこそやりにくいというのはあると思いますし、このような時期は炎上リスクが高まる時期とも言えるので慎重に運用する必要はあると思います。

5,ユーザー行動におけるボトルネックを見直す

5-1,まずは理想的なユーザー行動について考える

理想的なユーザー行動はそのサイトやコンテンツによって変わります。

この理想的なユーザーはサイト運営者都合で考えすぎないことです。特に日本ではPVが重要視される傾向にあります。

そのため、情報コンテンツだと頭の部分だけ少し見せてから「もっと見る」「この記事をもっと読む」「全文を表示する」などで1ページ目を初めて表示するなどのUXが多くなっています。

また、情報コンテンツではそのコンテンツからいかに回遊するかで頭を悩ませる人も多いと思います。

これは、広告収益で運営しているサイトにとっては生命線なので理解できることではありますが、ユーザー側の視点に立つと情報コンテンツはそのページで課題解決できることが理想なわけです。

「換気扇掃除」のコンテンツがあり、

"そのページを読んだけど、いまいちしっくりこなくて別のページも探してやっと自分にあいそうな方法を見つける"

よりも

"そのページに自分にぴったりのものがあってそこから掃除をはじめる"

ほうが理想的なわけです。

一方で先に記した通りPVを稼がないといけない事情もあるでしょうから、ここはバランスをとる必要があると思います。

5-2,理想的なユーザー行動のためのボトルネックを見つけて修正する

理想的なユーザー行動が定義できたら、理想的なユーザー行動を阻害するものを仮説だったりツールを使った検証で発見して修正する必要があります。

表示が遅くて即離脱ばかりとか、(クリックされず収益にもならない)広告が多すぎるとか色々見えてくると思いますので、ひとつひとつ改善していく必要があるでしょう。

SEOの担当者だけでできないこともあるかもしれませんが、協力を仰ぐためにも可能な限り仮説と検証を行なっておきたいところです。

6,Googleの品質評価ガイドラインを読み直す

一番現実的なのがこれかもしれません(笑)

時間がある方かつ今までちゃんと読んだことがない方は本当に読んだほうがいいと思います。

読んだのが2年前だみたいな方も読み直したほうが良いと思います。

複数回読んだことがある人は個人的には評価例を見ると面白いと思います。

"Googleはこういうものを良いコンテンツだと考えているのか!"

というのが具体的に分かると思います。

長期戦になりそうですし、仮にかなりの長期戦になった場合で一時的にSEOがストップされるみたいなことがあったとしても、長期戦が明けたあとのSEOに必ず役立つと思います。

個人的には品質評価ガイドラインを読むと、そのたびにSEOレベルが1上がるような感覚があります。英語で読むのは大変ですが、読後の満足感も高いので悶々としやすいこの時期に読み切れると精神的にも良いのではないでしょうか?(謎)

 

Google品質評価ガイドライン

Google 品質評価ガイドライン (General Guidelines) [PDF]

7,サイトやサービス、製品そのものの見直し

JADE長山さんが、昨年のWebmaster Conferenceで言われていたことと同じです。

今のSEOはウェブサイト上だけで完結しないことが多くなっています。

SEOで成功するには、そのプロダクトそのものが評判になったり、好意的に受け止められたり、人が紹介してくれることが必要なことが多くなっています。

また、コンテンツだけとってみても、既視感のあるものは上がりにくくなっています。

どれだけ人を惹きつけられる魅力的な、ユニークな、オリジナルな要素があるかというのがこれまでになく重要になっているはずです。

そして、ユーザーが使いやすいこと、良いユーザー体験を提供することもSEOには直接的か間接的かは別として重要になっているはずです。

既存のSEOという概念に囚われず、このタイミングで一度、より広い視点で考えてみると良いと思います。

おわりに

個人的にはセミナーができないとかミーティングが一部なくなったりとかで普段よりは時間がありますので、これらのことを考えてみたいと思っています。

皆さんはいかがでしょうか?ここに出ているものは私がここで考えてみようと思っていることです。

皆さんの置かれた環境、いまの状況によって考えるべきことは異なると思いますが、少しでも"考えるきっかけ"になったら嬉しいです。

先が見えない時代ですが、そもそもSEOなんて先が見えないことが多いので(笑)この状況でもやれることをやっていきたいものです。

 

@kimuyan