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NTTドコモがグーグルと提携--検索や広告、YouTubeなど全サービスで協力

NTTドコモがグーグルと提携--検索や広告、YouTubeなど全サービスで協力


昨日発表となった本記事については、多くでとりあげられている為皆様ご存知のことと思います。


業界を代表するビッグネームの提携につき、同じくITを基盤としたフィールドで働く我々も相当の期待を寄せる発表でした。又、一ユーザとしても今後の発展に多くの期待を寄せてしまう発表でもありました。


ここで、改めて本リリースについて、下記二つの観点より整理してみたいと思います。


①Googleが手に入れようとしているもの

②DoCoMoが手に入れようとしているもの


勿論、それぞれ一つに収まらない内容ではあると思いますが

もっともインパクトが強いであろうものというところで整理したいと思います。


まず、①Googleが手に入れようとしているもの。


こちらは言わずもがなではありますが、「Googleユーザとなりうる可能性が高い端末を持ったユーザ」

の獲得でしょう。


昨今ソフトバンクの契約者純増数の好調さが話題となっておりますが、

改めて現時点のキャリアシェアを見るとそこにはまだ歴然とした差があります。



 キャリア  契約台数  シェア
DoCoMo53,150,50052.9%
KDDI  29,554,80029.4%
SoftBank17,613,50017.5%
EMOBILE 205,9000.2%
100,524,700 

<平成平成19年12月末現在 社団法人電気通信事業者協会調べ

http://www.tca.or.jp/japan/database/daisu/yymm/0712matu.html


例えば、ここから生まれるであろう新たな検索クエリを想像すると、
一昨年KDDIとGoogleが提携した際の約2倍近くのインパクトと想定されます。

また、auとDoCoMoで携帯キャリアの3/4以上を占めている現状を見ると
モバイルにおいてはYahooとGoogleのシェアの逆転が今後歴然としたものになってくる
可能性が高いと思われます。

(Yahooの今後の展開にもよるとは思いますが、、、)


そして、モバイルでのGoogleの検索エンジン利用を通して、もしGoogleの利便性・優位性を感じる人が多かった場合、PCにおいてもYahooからGoogleへの乗り換え人口が増え、PCにおいても検索エンジンシェアが逆転するということが年内にありえるかもしれません。


そして更に、現在は小中学生でも携帯を持つ時代、検索を行う時代。

一般的にGoogleのリーチが比較的弱いとされている若年層の獲得にも大いに貢献するのではないかと考えます。



次に、②DoCoMoが手に入れようとしているもの。


それはGoogleとの提携によるサービスの向上、そこから得られる顧客満足度の向上

それらに基づく契約者の囲い込みであると考えます。


料金の低額(定額)化、ナンバーポータビリティによる番号の固定化(まだそれほど活用はされておりませんが、、、)、又、gmailなどを始めとするwebサービスの利便性が今後更に向上するであろうことを考えると、現在使っているキャリアにしておくべき理由の一つとして、今回発表されたような、そのキャリアならではのソフト面における他社優位性を維持することがキャリア選定における最重要事項の一つとして台頭すると考えます。

その点からも今回の「全サービスで協力」というスタンスは非常に価値がある決断であったと考えます。



と、今後に思いを馳せたい状況ではありますが、まずは足元を見据えて、今できること・すべきことを確実にしなければなりません。

今春予定されている検索結果ページへのAdwords導入を見据え、現段階からモバイルにおいてもAdwordsの最適化に着手していきましょう。

(具体的な最適化手順については又、別エントリーにて。。。)


<SEM推進局 SEMメディアグループ 田村哲史

SearchIgnite


リスティング広告のポートフォリオ型自動入札ツール「SearchIgnite」の提供を開始


日本のリスティング市場では、自動入札ツールがなかなか浸透していない。


この背景には、


①ダイレクトアカウントが少ない

②overtureのPanama以前の入札管理が浸透している

③GoogleよりもYahoo!のほうが検索シェアが多い


という大きくは3つの要素があるのではないかと思う。


①については、

リスティングアカウントの運用は代理店が実施するものであり、

広告主が別途ツールのために費用を払ってまで導入するメリットが

分かりにくかったのではないかと思う。


②については、

Panama以前のovertureの入札ロジックは、競合よりも1円でも高く入札すれば、

上位へ表示されるというもので、マニュアルの方が細かく入札管理が出来る

というメリットがあった。

たとえば、

・競合企業の順位を見ながら入札する

・出来るだけ細かい頻度で入札する

といった点が挙げられる。


Panama以前では、入札管理をする人間の努力によって、効果的な運用管理を

行うことが可能であった。


しかし、Panama後に、CTRと品質インデックスの掛け合わせた値によって

順位決定方法が変更された事により、キメ細やかな入札管理の実施は

難しくなった。



③については、

海外のリスティング市場では、Googleが中心となっている反面、日本では、

②のような市場環境であったため、overtureの最大の配信ネットワークである

Yahoo!Japanを中心にリスティング広告の運用をプランする傾向が強く、

自動入札ツールの導入が前向きに考えられることはあまり多くはなかった。



しかし、overtureの入札ロジックが変更され、現在のような形になり、

運用するキーワードの数が増加している現在の市場において、

今回CyberAgentが提供を開始したSearchIgniteは大きなインパクトを

持っている。


「SearchIgnite」の大きな特徴として、下記の4点が挙げられる。

・柔軟で多機能な入札管理

・ポートフォリオ理論による大量キーワードのROI最大化

・高度なレポート機能

・キーワードリコメンド機能


アカウントにおいて、重要なキーワードは、柔軟で多機能な入札管理

行い、その他のキーワード群はポートフォリオ理論によるROI最大化

行うことが可能である。


よって、「SearchIgnite」は、業界を選ばず、獲得数と獲得効率を

最大化することが出来る自動入札ツールである。




執筆:SEM戦略グループ

テクニックに陥らない


リスティング広告の掲載結果における掲載順位とクリック率の
相関性についての話題ってしばしば起こりますよね。



順位が高ければ高いほどクリック率は高くなるといわれますし、
データを見ても一般的には事実だと思います。
そしてそれは、登録したKWで検索するユーザーを最大限誘導させたい
という目的があるのであれば、とても有効な考え方であると思います。



順位という“ポイント”を例に挙げておりますが、
他にもSEMには様々な分析するべき、ないしは分析が可能な
“ポイント”があります。



このような“ポイント”は、SEMをWEBプロモーションの中核として
位置づけしている企業の多くにとって、評価指標として設定された
投資対効果を達成するために重要な分析ポイントであることは
間違いありません。



ただ、こうした各論に目が行ってしまい
ひたすらその部分を最大化・最適化することがSEMを成功させるという
認識の下、アウトプットされた数値データの分析と数値を改善させる
ための施策の策定とアクションに終始することは、単純な部分最適
に陥るだけではなく、


検索という積極的なアクションをするユーザーに対して、
どのように最適なコミュニケーションを成立させていくかという
本質的かつ、それ次第で“ポイント”の見方や“ポイント”自体も
大きく変化する可能性のある要素を見過ごしかねないです。



得てして高度に発展された、機能が益々拡充される
広告配信プラットフォームを活用、駆使していくと、
そのような流れになりやすいと思います。



自社のサービス及びプロダクトのターゲットユーザーを設定、
購買プロセスを把握、整理し、検索結果(ポジションや競合他社との
位置関係、広告クリエイティブ)やランディングページ等の
各コンタクトポイントに対して、どのようなコミュニケーションが
ユーザーの心を掴めるか、という困難かつチェレンジングな、

しかしながら当然しなければいけないことを追求していくこと

が何よりも重要だと思います。


もちろんそれはSEMに限った話ではありません。


瀧口