SEM通信 -2ページ目

Technology vs 人間

先般、弊社での取扱いを開始した自動入札ツール”Searchignite” について、お客様とのMTGの中でこんな言葉をよく頂きます。


このツールを使うと御社の運用が楽になりますね


はい。確かに、このツールを使うとある部分の運用の付加が軽減されるでしょう。


しかし、一方で重要なことは「人は決してこのツールの代替になれない」ということです。
つまり、ツールにしか出来ないことがあるということです。


具体的には複数のキーワードに対して、ROIを最大化する予算配分(CPC設定)を行ってくれる機能が挙げられます。

仮に5個のキーワードに対して、それぞれ1位から10位までの順位の実績があった場合、それぞれのキーワードに対していくら予算を投資すれば、最も良いパフォーマンスを発揮できるかを考えた場合、10の5乗通りの組み合わせが存在します。

これだけで1万通りです。

キーワードが10個になると、これが1億通りとなります。
1億通りの中から、最も高いパフォーマンスを出す1つのパターンを導き出すことは、もはや人間には不可能
だと思います。


では、このような高機能なツールと人間はどのように共存するべきでしょうか?


当たり前のことですが、「人間にしかできないことをやる」ということです。


具体的には、

① ツールをどう使うか
⇒ いくら高機能であっても、ツールはあくまでもツールであり、どう使うかの設計が重要

② コミュニケーションの最適化
⇒ キーワード+原稿+LPのつながり

について、思考を巡らせることです。

特に②については、リスティング広告の根幹部分であり、最も重要な部分です。


まとめると、

「ツールでしかできないこと」と「人間にしかできないこと」の区別をしっかりとつけた上で、このSearchIgniteの持つ優れた「アルゴリズム」と、人間の「思考」、そしてこれまでの蓄積してきた「ノウハウ」を融合すれば、リスティング広告のポテンシャルをこれまで以上に最大化することが可能になると思います。


執筆:SEM戦略G 中田

Google検索サイトにビデオ広告が登場

Google検索サイトにビデオ広告が登場


いくつかのニュース記事で、登場しているこちらの記事について、

今後、「流行るor流行らない、効果的or逆効果」など色々と論評が飛び交うことと思いますが、
一先ず、できるだけ客観的にこちらが実装された時のインパクトについて検討してみたいと思います。


  ※勿論、VideoAdsの実装方法を失敗し、ユーザービリティが損なわれるような状況になったら元も子もないですが、

  そちらについてはgoogleがベータテストを重ねて、万全の状態を作り出してくるという前提で検討してみます。



まず、検索ユーザにおいて想定されることを纏めます。


現在の検索結果に辿り着いたユーザーを下記の通り分類してみます。


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<分類>

① 広告をクリックする人
② 広告をクリックしない人


また、上記広告をクリックする人・しない人の詳細をもう少し考えてみると、

更に下記内容の人になると考えます。


①広告をクリックする人

   ⇒自分が探している内容とマッチングするであろうと判断した人
②広告をクリックしない人

   ⇒a.自分が探している内容とマッチングしないであろうと判断した人

      (※広告だからという理由で避けた人も含む)

   ⇒b.検索結果において、そもそも目に入っていない人
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このような状況下でプラスオンとして、VideoAdsが実装され想定で利用者の増減を考えると、、、

下記状況になると考えます。


================================================================================
<検索結果にVideoAdsが実装された場合>


上記①で広告をクリックしていた人
⇒減らない

 理由:そもそも自分の意向とマッチングしている為、マッチング度合いを高めようとするヴィジュアルが

 あったとしても減ることはないと想定される。


上記②のa/bで広告をクリックしていなかった人
⇒増える

p> aが増加する理由:ビジュアルが加わることによりマッチングするかもしれないと判断する人が出てくる
 bが増加する理由:目にはいっていなかったが、否が応にも目に入り、クリックする可能性が出てくる
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検索結果における広告のクリック率の割合については現在非公開であることから、

上記②の増加分のインパクトを数量的に想定することができませんが、いずれにしても、

ユーザーの動向から検討した場合、広告からの流入については大幅に増えると考えます。



次に、プロモーションへの変化について少し考えてみたいと思います。

VideoAdsが加わることによって、プロモーションの幅が広がり、

検索結果における新たな取り組みを行う代理店・広告主が続々と出てくることが考えられます。


ただ、他の媒体と絡めて、、、などの検討については話が広がりすぎてしまう為、

今回は広告枠の使い方における変化という観点から検討してみたいと思います。


例えばですが、下記のように新たな重要ワードが生まれ、

新たな注目の広告枠ができることも考えられるのではないでしょうか。


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■検索KW(例)

「車 比較」

「新車情報」


■検索結果における広告枠の状況


各社の車のTVCMがVideoAdsとして表示され、検索結果でCMの一覧が可能

 ⇒ユーザーにおいては一気にイメージを掴みやすく、広告主においては、イメージを伝えやすい。

  また、テレビCMを実施していないメーカー、車種も、検索結果においては同じ土俵で戦うことが可能

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結果として、表現の多様化、又それに伴う新規広告主の出稿等の要因で、

大幅なクリック数の増加が見込まれると考えます。



以上、ユーザーの動向・プロモーションの動向から少々検討を行ってみましたが
結論、VideoAds実装のインパクトは相当大きく、インパクトの質も「良」と考えます。



そして、このような状況の中で、ターゲットを最終的に獲得するということにおいては、

今まで以上に工夫を要することが必要になってくると思われます。



上記、つらつらと想像を巡らしましたが、来るべき将来の検索結果を視野に入れ、
検索連動型広告の取り組みを再考する時期がすぐ近くに来ているようです。


ただ、考えていく上で「目標とするターゲット」に「適切な情報」を「より適切な形」で提供する、

という根本は変わらないと思いますので、そこは決してブらさぬよう、

新しい状況と向き合っていくことが必要と考えます。


<SEMメディアグループ 田村哲史>


消費者



大量生産から多品種少量生産へ
大衆から分衆へ
という時代といわれて久しいです。



こと、十人十色の消費者に対して、
企業がどのようなマーケティング活動をし、
そして我々がプロモーション活動を成功させるために
どのようなサービスを広告主である企業に提供すべきか。



企業が提供する商品、サービスにもよると思いますが
情報を大量に露出して、消費者の認知や欲求を喚起する
マスマーケティングの手法において、
前述の消費者の変化という側面に加え、消費者が取得する情報ツールの多岐化、
情報量自体が増加していることで、以前のような効率を担保するのは困難になったといわれています。



そのような状況下で、画期的なターゲットセグメントが可能である、
インターネット広告が台頭してきたわけですが、
とりわけSEMで実現できる領域って広いなと思います



消費者がライフスタイルや趣味の志向が多様化した個集団となり、
かつ、その消費者自体が情報接触する接点が増加している状況
を踏まえると


やれること(一部)


●仮説(※もちろん現時点での答えとして質は担保されて当然)

ユーザーが検索してくるKWをいくらでも想像できる
ユーザーの欲求を喚起するクリエイティブをいくらでも想像できる
ユーザーの検索以前、検索以後の行動をいくらでも想像できる


そしてそれを設計(実行)できる


●検証

実際のユーザーの行動を知り、仮説とのGapを測る
ユーザーの行動パターンを最大公約数的に集約し、それぞれの消費者心理を洞察する
洞察を基に新たな発見をする

新たな発見を基に、仮説立案、実行をする。



実際に仮説が裏切られることも多々あります。
それはそれで前向きに受け止め、次のステップへの
材料として有益になったりします。



具体的には事例は次回させていただきます。



瀧口