台風が来たね。8月の半ばであるこの時期に4号って少ない気がしない?去年は10月の半ばのあたりに台風が来て往生したと思うけど、それは気のせいじゃないよ。例年なら4号はもう少し早めに来て、秋本番の台風は大したことがないって印象があるけど、これは気のせいかも。

 出身が九州なので、台風の体験は数多い。と言っても実際に避難したりなど、台風の実害を目の当たりにした事はない。激しい暴風雨に見舞われたりとかは何回もあるけどね。

 台風騒ぎは、やはり台風が発生した時に始まる。まず発生した事実のみが伝えられ、今後の進路やポテンシャルなど、まだ不明な点も多くて、そんな事柄については悪い方の事態の予測を交え、大まかにそれを伝える。次第にその全容が明らかになり、かなりでかくないか?ってやつには戦後最大級やら観測史上最強など讃辞にも似た表現でもって、予測が事実に変わっていく。テレビでは、再三に渡り台風情報が流され、最前線で南国の台風を体験しながらリポートする記者がずぶ濡れで暴風雨の中、毎回悲惨な事になってた。

 非常時のためのラジオとか懐中電灯とか非常食とか…慌てるような、そわそわするような大人達の様子を見るにつけ、なんかワクワクしてた。不謹慎ってやつかな…やっぱり。だから讃辞にも似た表現で称えられるようなでかい台風が、あまり大したことないまま去って行ったときは、なんというか、寂しいというか残念というか、実に物足りない気持ちになってた。一言言っておくが、讃辞だけに惨事をもたらせ、というつもりではないよ。…あえて例えるなら、体育祭が終わる、文化祭が終わる、そんな時の感情に近いかな~。多分、深刻な被害にあってないからそんな感じなんだと思うけどね。
 いつもながら書く事が無い。無いながらに毎回毎回ダラダラと文章を垂れ流し、とりとめのない長文ができあがる。なんともまあ不思議な現象である。今回はどこに向かい、行き着く所はどこなのか、ある意味楽しみでもある。

 こうやって思いついた事を書き記すのは、表現の練習にもなるんだろうと思う。ネット掲示板での文章などを見た時、文章がおかしく、何が言いたいのかよくわからない投稿など数多く見られます。また、聞くところによると、仕事として文章を書き、それを書籍として販売している作家ですら、素人から"酷い文章だ"と指摘されているケースも実際にあるようです。作家の名前までは出しませんが、とくに若年層からの支持が多いとあるホラー系作家の名前は、おかしな(間違った)文章を書く作家としてよく目にします。

 書き記すと言っても実際にペンなどを使って書いている訳ではなく、携帯電話やパソコンのボタン(とは言わないか)をプチプチと押しているに過ぎない。今は手紙など、文書での記録や連絡はパソコンなどの機材を使ったものが大部分を占め、手書きの文書は殆ど見られなくなっておりますね。それにより若者に限らず漢字を書けない人や文章を書けない人が増えたりなど、弊害があるのも否めないようにも思います。おそらくはこの文章にも指摘すべき部分もたくさんあるのでしょうし、自分も決して他人にあれこれ指摘出来る立場ではありませんが。そういう意味でも、こうやって書き連ねる事はいい練習にもなるんじゃないでしょうか。練習といったところで、本番があるのかどうかは別ですが…。

 話は変わりますが、以前自分がまだ、暇さえあればスノーボードに興じていた頃、同僚から"今度行く時は誘って"と言われたので、何度となく誘ったにもかかわらず全て断られるという仕打ちを受け、一人で雪山に向かう事が多くなった時期がありました。というか、大袈裟な言い方ですがその事が少々トラウマのようになり、暫くは一人でしか行かなくなりました。行く時間、帰る時間を気にする事なく、気が向いたら早朝に出かけて日が傾く前に帰り着く。疲れたら昼前でもさっさとあがり、温泉に浸かって帰る。そうやって週末は気楽に雪山を行き来し、楽しんでおりました。
 そんな折り、ある日上司から週末の予定を聞かれたので、雪山に行く旨を伝えたところ"スノボの練習か…"と言われました。その時の自分の頭の中では…練習?練習って言ったって本番なんてないぞ、それを言うなら毎回練習か毎回本番じゃないか。というと何か?本番のスノーボードがあれって事?大会に出場しろってか!?週末のみの練習じゃキツいって!やっぱりプロ並みに練習しないと…プロになれ?……辞めろってことか!?…などいわれのない誇大妄想を膨らましたものでした。一人で行ってたのを知ってる人だったので、一生懸命頑張って上達しようと練習しているような印象だったのかもしれません。

 そういえば、とあるお笑い芸人のコントで、偉いお坊さんに出家したきっかけを尋ねる設定で…出家したきっかけは?→会社勤めをしていた時に遅刻して、その時尊敬する上司から"坊主になれ!"ってアドバイスを→…それってただ"頭を丸めてこい"って言われただけじゃないんですか?→…(心の声で)意味履き違えてる!後戻りできないようになってる!…ってのをやってました。そうならなくて良かった……のかな…?
 ジョンボンジョビが東京に来るらしいですね。…久しくコンサートやライブなるモノに行ってないなぁ…。ボブディラン、ポールマッカートニー、ローリングストーンズ、エアロスミスなど大御所のような人達も来日時は見に行ったり、チェックしたりしたものでした。クラブにすらかれこれ二年以上行ってない…。たまには音の洪水に溺れたいものである。昔はちょっと毛嫌いする傾向にあった、電子音系の音楽(語弊があるかな)も、その気になって聴いてみるとなかなかいいものである。

 最後に行ったクラブは、とあるバーの中。当時行きつけだったそのバーはmocaって言って二階建てなのだが、入口のドアをあけるとすぐ横に階段があり、そこを上がると、客が来た事にたった今気づいた様子のあんちゃんが、いつものはにかんだ笑顔をみせる。ただし忙しい時は、概ねその笑顔は引きつった様子になっている。そしてさらにその後、オーナーが顔をみせるとその笑顔はさらに引きつる。

 クラブとしてのフロアやDJブースは普段トイレにしか降りない一階にある。それ用の音楽機材がそれなりに揃っており、フロアはすでにクラブとして成立しているが、イベント以外の時はただの空間でしかありません。常に準備さえ整えば、あとはDJの登場を待つだけのような状態だったように思います。

 詳しい生い立ちは知らないが、オーナーは20代後半で洋服屋も数店舗経営中。彼とは一緒にスノーボードに行ったり、サシで飲みに行ったりと、実に社交的で、当時その土地では、プライベートでは唯一の友人とも言える存在でした。サラリーマンである私は仕事の都合で引っ越しをする事になりました。その土地を離れる前夜、平日なので通常通りの仕事を済ませ、夜から引っ越しの準備を始めてしばらくで大方終了。あれほど散らかって生活感のあった部屋でも片付けると、ダンボールだらけで殺風景になるんだな…など感心してました。おもむろに窓を開けると、外は雪が降っており既に積もり始めてました。
 電話で呼び出しを受けて合流し数件の店で飲んだ後、そろそろお開きかと言うような時に、彼は最後だからと自分の店を開けてDJブースに入り、数曲やってくれました。いつもの一階ではなく、二階のバースペースに新しく設置した機材を使って。大きな窓の向こうにはとめどもなく降り積もる雪、その雪で覆われた国道4号線や街路樹、それに架かる歩道橋などが見えてました。大雪の深夜の最後のクラブイベント、DJ一人に客は三人。忘れる事はないでしょう。

 Shunshi君、元気にしてますか?にっちゃんも。