8月10日日曜日早朝、途中の仮眠でも寝過ごさず平湯・あかんだなPにほぼ予定どおり到着。シャトルバスで上高地へ。釜トンネルも2車線の新ルートになっていた。
8時前に歩き始める。明神→徳沢と、青空に明神岳の威容がすばらしい。横尾のあたりで、いつものことながら、初日の睡眠不足からか頭がボーっとなる。今回は初日にしては長く6時間余りの涸沢までの予定なので、休憩もほどほどにする。
横尾→涸沢は2回目で、前回は紅葉の混雑後の10月中旬に来たが、下界の感覚では秋が終わり冬支度の始まりといったところであった。今回は人も多く本谷橋の休憩所?も大混雑でいかにも夏山らしい活気があふれている。また屏風岩が明るい日差しのもと、鮮やかにその威容を表し感動的であった。
涸沢の小屋が見えてからが長く、前後に登山者が連なり始めたこともあって自分のペースをキープできなかったのか、小屋に着く直前と着いてからが異常に苦しく、また横尾での「ボーッ」が少し頭痛に変わったようである。小屋も大混雑で、割り当てられたスペースは足を伸ばして横になることができない。まだ完全に同室者が揃わないうちに1時間余り仮眠をとったら、かなり体調が回復した。明日のハードコースが思いやられる。
実は、このところのトレで両足の太腿下部が痛だるく、右足の甲もひねると痛みがある状態で、一瞬ここで引き返そうかと思ったくらいである。
この日は夕方になっても天気がよく、眼前に広がる前穂北尾根の夕景はいつまでも見飽きなかった。
翌日月曜も快晴。朝食の一回目に出遅れ、6時半前の出発になった。
とりあえず、ひたすら北穂目指して急登の連続に挑む。涸沢は穂高の諸峰にぐるりと囲まれているためか頂上まで意外に近く見えるのだが、登り始めるとなかなか足が前に出ない。今日も登山者が多く、追い越し・追い越され、またすれ違いで待ったり待たせたりで、昨日同様ペース配分が狂い、途中の長い鎖場で下りの登山者を数人待たせて登るはめになったところで、急にまた苦しくなった。
息を整えようやく北穂頂上へ。しかし、休憩時間を足してもコースタイムより早い。北穂も3回目であるが、御岳から立山まで雲に隠れず見通せたのは今回が初めてである。いよいよ大キレット・飛騨泣き下りへ突入を前に、小屋のテラスで最後の晩餐?となるか、涸沢小屋の弁当を拡げ、コンロで湯を沸かしてコーヒーをゆっくり飲み、さらにはここの名物?の桃缶を食す。
出発直前、最後のPHOTOを携帯電話のカメラで撮るも、間抜けなことにマクロ撮影モードになって解除できず、そのまま撮る。(この世の別れを惜しみ涙でかすんでいます)
北穂小屋テラスより望む槍ヶ岳
同上(下部にこれから挑む大キレット・飛騨泣きを入れてみました)
(とりあえずここまで・なお本稿はあの世で編集された可能性があります??)

