お父さんとお金にまつわる勘違いの話までは書いた。
さて、私がクレーンのオペになろうと思った理由は、単純にOLにだけはなりたくなくて、看護師は冷たい!と思い込んでいた母への反発か、看護師にもどうしてもなりたくなくて。最初は、高い所好きだし、お父さん親方やってるから、お父さんの会社で鳶やろ
って単純に思ってたので、お父さんに鳶やりたい!って言ってみた。
そしたら、うーん。鳶になるなら玉掛けのスペシャリストになるように育てるけど、それより、クレーンのオペの方が鳶よりも働く環境もいいし、男と同じだけ稼げるから1人でも食っていけるし、何より国家資格だから、全国どこに行っても食いっぱぐれることは無いから、オペの方がいいんじゃないか?と言われた。
当然、お母さんやおばあちゃんは鳶はもちろんのことオペでも大反対。何も女の子がそんな危ないキツイ仕事をしなくても
って。
でも、父にそう勧められたので、分かった!じゃあオペになる!って中学の時に決めた。あんなバカデカいマシンを女が運転してたら超カッコいいよね
って思ってオペ以外の道は考えなかった。
そしてオペになってみて、父の仕事である鳶の仕事をより間近で知るようになったら、あの時素直に父の言う事を聞いて本当に良かった!って思うことばかり。特に大雨の日や、雪の寒い日なんてつくづく思う。
別にオペも楽な仕事なわけじゃないんだけどね。
職人さんたちに比べたら遥かに作業環境には恵まれてる
最初は1番小さいクレーンから始まり今では100t担当にまで成長することが出来た
それまでに父と仕事をする機会があったり、父の元で昔働いてた従業員が独立して親方になった人達と仕事をしたり、また、chiちゃんのお父さんてあの〇〇さん?オレ昔、お父さんのとこで働いてたんだよー!そんな人達と沢山出会う。
また、〇〇さんの娘さん?噂には聞いてたけどやっと会えたねー。って声をかけてきてくれる人がいたり。
はたまた、旦那さんも鳶をやっている(父とは全く関係ない会社で働いてる)んだけど、奥さんてあの〇〇さんの娘さんなんだって?俺も昔〇〇さんとこで働いてた!って言われることが多かったり。
今、私が働いてる現場にも元お父さんの従業員がいて。お父さんの元は離れたけど、今でも鳶を続けてて、みんな仕事が出来る優秀な人たちばかり。
そして、今でも、独立しても充分やっていける器量のある人が、俺の親方は〇〇さんだけだ!とお父さんの元で働き続けてくれてる人もいる。
あらららら?お父さんは、私が思っていたよりずっとずっとスゴい人でした

そうそう私は、最初は料理もお父さんに教わったんだった!それから、少し色々出来るようになってから、和食とか、ちょっと手の込んだものは母から教えてもらうようになったんだった。
そしてこの私の健康で頑丈な体に父そっくりの大きな手!子供の頃は女の子らしくない、華奢じゃない、可愛くない
ってキライだったんだけど、この頑丈な体のお陰で、インフルにもかかったことないし、昼夜働ける体力もある。大きな手はレバーを全部掴める。
キライだった父譲りの体つきは、私の仕事にとっても役に立ってる
そして、そんなつもりで選んだ訳じゃない旦那さまも、鳶でバリバリ働いていっぱい稼いでくれて、仕事が出来る優秀な人で、コーヒーが好きで、よくよく見たら中身が父と似てるとこが沢山ある人だった。
お父さんありがとう