2011年8月1日から丸4年。
手術した日から、
この夏で5年目になりました。
5年目。
長かったのか短かったのか、
いろんな思いが凝縮されていすぎて、
よくわからないけれど、
元気でこうして節目を迎えることが出来たことは、
本当にありがたいことだと思っています。
いろんなことがあったけれど、
いまこうして元気で、
穏やかな気持ちでいられるには、
これだけの時間が必要だったんだなあと、
感慨深く思います。
お風呂のたびに傷は目に入るし、
いまだに放射線の跡もくっきりだし、
髪は相変わらず伸びが悪いし、
癌になった事実は、
なかなか完全に忘れられる事柄ではないけれど、
でも、ずいぶん過去になったな!
と思える時が増えて、
少し嬉しく思ったりします。
今年は新たに病気がわかったり、
膠原病の疑いがあったり、
正直、
「一人生一病気」
だと思っていたようなとこがあったわたしは、
乳がん以外にまだ何かあるのかい!と、
すんごい驚いて落ち込んだりもしたけれど、
乳がんを経験したおかげで、
開き直りも早かったし、
新たな病気や膠原病疑いが上書きされて、
乳がんがぐいっと押しやられ、
記憶からも遠くなってくれたのは、
ラッキーだったような気もする。
最近思う。
ずいぶん過去にはなったけれど、
でも、一度イエローカードが出た身としては、
忘れてはいけないことだから、
これからの人生、
全て、7分目くらいで生きていこう。
乳がん直後も、
そんなようなことを思ったけれど、
4年の間に薄れてきちゃってた。
無理せず、
欲をかかず、
ぼちぼち、のんびりと。
でも、優しさと思いやりは10分目を目指して。
そういう人にわたしはなりたい。
だらだら書いたけれど、
わたしは元気です!