今日は、
ハロウィン、もそうなのだけれど。
TC療法初回投与から、2年。
10月31日。
もう2年たったんだなあ。
年単位で振り返られるようになったんだなあ。
感慨深い。
たぶんきっと、
これから多くのことが、
わたしに起きるのだろうと思うくらいしか、
先のことが想像がつかなかった。
髪が抜ける、ということも、
全く実感がなかった。
想像ができなさすぎる、ということは、
不安にもなりにくかったのかもしれない。
だから、2クール目以降のほうが、
ああ、数日後には、
こうなる、ああなる!と、
わかるだけにしんどかった。
わたしは、
ものすごいモノを身体に入れたんだな、
と、思うことが今になってある。
あの点滴によって、
身体中がどれだけのことになったのか、
どれだけダメージを受けたのか、
後になってから怖くなったこともあった。
わたしの場合、
抗がん剤は、
生存率にほんの数%の上乗せしかなかった。
でも、やって良かったと思う。
それはいま、
TC療法によるダメージを、
さほど引きずっていないから、
言えることかもしれないけれど、
やらないよりほんのわずかでも、
やったほうがいいからやった。
それが、
わたしが抗がん剤治療を受けた、
いちばん大きな理由だったと思う。
初回の投与から帰宅して、
ダンナが、
わたしの身体から、
ひどく薬品の匂いがする、と言った。
その夜、
作っておいたカレーが、
苦くてとんでもない味がして食べられなかった。
あれから2年。
ホルモン療法のなんたらかんたらは、
それなりにはあるけれど、
わたしは元気です。
年が明ければ、
発毛からも2年になるのだけれど、
いまだに髪はショートです。
そしていまだにガラケーです( ̄曲 ̄)
ハバグンナーイ♪