「人と自分を比べずに、昨日の自分と比べなさい」 | QOL ~Quality of Life~

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日々のいろいろ、仕事、乳がん。
でも、より良い人生のために。
毎日笑って、生きていこう。

先日、大好きな人と再会。


この人



わたしの勤務先の、


教育鬼トレーナー。


アポなしでひょっこりお店にやってきたので、


あまりにもびっくりして、


姿を見つけた途端、


走って抱きついてしまった。



お店が暇だったこともあって、


立ち話で近況報告。


「どうなの、体調いいの?」と、


さっぱりと聞いてくれてありがたい。


いま、更年期のような状態になっていることを話すと、


「わたしもなのよっ!」と、


更年期ネタで盛り上がること盛り上がること。


7つ上のトレーナー、


ストレスから生理が数年前にピタッと止まり、


むくみ、冷え、のぼせから始まり、


更年期症状フルコースに悩まされ、


通院につぐ通院で、


一時期は本当に大変だった、と言っていた。


更年期の症状って、


外から見てわかりずらいところが辛いよね、


汗だらだらかいてても、


なんなの、この人汗っかき~、だしさ。


しかもわたしなんてさ、


本社の唯一の女じゃない?


もう誰も分かってくれないよね、


だから悔しくて無理してさ、


悪循環ったらないわよ、と、


男のなかで働くしんどさを言っていた。


漢方薬やらいろんなものを試した結果、


いちばん合っていたのは、


「命の母」だったそうだ。


「いいよ、『命の母』!あなたも飲みなさいよ~」


というトレーナーに、


うーん、でも治療のために生理とめてるから、


そういうのNGかもしれないですねえと言ったところ、


「ああ、そうか、ごめんごめん」と、


変に気を使うわけでもなくあっさり返してくれて、


なんだかすごく新鮮だった。


同病じゃない人と、


こんな風に自分の病気のことを普通に話したのなんて、


いつぶりだろう?


話をして元気な気持ちになれる人っていいな。



いまの会社に入り、


鬼のような研修にひいひい言っていた頃。


思うように覚えられず、


焦って泣きたいような気持ちになって、


わたしほんとにこんなこと出来るのか?


駄目なんじゃないのか?


鬼のような研修をした鬼トレーナーが言った言葉。



人と自分を比べずに、昨日の自分と比べなさい



仕事で辛いときはもちろん、


闘病中、


まるで社会の全てから離脱したように思えた日々も、


この言葉は本当に支えになってくれた。


そして、いまも。


迷ったとき、


悩んだとき、


いつも思う。


昨日の自分より、


たとえ1ミリでも、


ほんのわずかでも、


前に進めていればそれでいい。


自分の歩幅で、一歩一歩。



何度もブログに書いたけれど、


わたしの宝もののような言葉です。




人と自分を比べずに、昨日の自分と比べなさい。


全ての人に、贈りたい言葉です。





















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