今日は研修。
住宅展示場で、最新のお家や設備を見学。
1年振りに、本社の教育トレーナーとお会いした。
アラフィフバリキャリ肉食系の、トレーナー。
とてもエラい人なのですが、
きさくで格好良くて、男よりも男前。
久しぶりだねえとおしゃべりしながら、一緒にランチ。
休職の理由もちゃんと伝わっており、
「大変だったね、よく頑張ったね」と、
ねぎらってもらった。
健康そのものの見た目のわたしに、とっても驚きながら、
「いま、胸はどんな風なの?」
「どうやって、乳がんがわかったの?」
「ええっ、それウィッグなの?!」
「もう髪生えてこないの?!」
「いまどんな治療をしてるの?」
「娘ちゃん、大丈夫だった?」
などなど、目を見開いて、質問攻め。
なんだかとても新鮮でした。
カミングアウトしている相手からは、
いくら聞かれても、全然いい。
むしろ、聞いてほしい、かも。
カミングアウトしていない相手から、
「それ、ヅラ?」なんて聞かれたら、
その場で卒倒しちゃうけど(笑)
わたしの職場は、女だらけなのだけれど、
皆、わたしの復帰後、面と向かって病気のことを聞いてはこない。
脱毛したことも、ウィッグなのも、皆知っているけれど、
表立って、何か言われたことはない。
たぶん、皆、聞いてはいけない、と思っているみたい。
だからわたしも自分からは言わない。
正直、最初はそれに戸惑った。
まるで、わたしの病気がなかったことになっているかのように、
休職なんてしていなかったかのようだから。
特別扱いしてほしいなんて、もちろん思っていない。
なんて言ったらいいのだろう。
上手くいえないのだけれど。
けれど、再び働き始めてみて、
みんなさりげない形で、気を使ってくれている、と時々分かる。
ちょっとでも重いものを持とうとすると、
20代の同僚は、「ダメダメ、わたしやりますから!」と力ずくで持っていってしまうし、
今日も、足の上に商品を落としてしまい、
「痛っ!!」と、そんな大きな声ではなかったのに、
声をききつけた同僚が、
「どうしたのっ?なんだ、足か、ああ良かった」と、
良かった良かったと、行ってしまった。
足だって痛いっていうのに(笑)
皆、それぞれの形で、助けてくれている。
いつか、そういう話もできることもあるかな。
そしたら、検診行ってねって、言いたい。
しつこく(笑)
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