乳腺外科の3ヶ月検診。
3ヶ月前の検診で、
腫瘍内科の先生がチームに加わったことを知り、
驚いたけれど、
今回はなんと診察室が増設されて、
乳腺外科の先生が何名か増え、
さらに形成外科の先生も加わったらしい。
ここで診てもらって、もうすぐ2年。
こじんまりした病院だけれど、
着実にパワーアップしているようだ。
すごいすごい!
チーム制なので、
何度か書いたけれど、
先生の数が多いと、
なかなかひとりひとりの先生に、
馴染みにくいようなところがあるのだけれど、
でもそれぞれの考えが聞けたりするので、
年中セカンドオピニオンみたいで、
それはそれでいいところも。
今回は非常勤の女性の先生。
たくさん話を聞くことができた。
診察室を出たら、25分が経過していた。
いままででいちばん長いかも。
どうぞどうぞ聞いてください~とのことだったので、
いろんなことを質問。
いまの体調について、
Q、頭が痛い、肩こりもひどい。
A、頭痛は季節によるものだとしたら、薬は効きづらいと思う。
肩こりもたぶん同じところからきてるんじゃないかな。
運動してみましょう、身体もすっきりすると思うよ。
Q、時々胸に痛みがある。
A、加齢により痛みがあることがほとんど。
胸ってけっこう痛くなることがあります。
この病気をしたから、痛みに敏感になるけれど、
なんでもないことがほとんどです。
Q、前回の血液検査の結果。
A、マーカーはどちらも正常値。
閉経かどうかについては...うーん、微妙ですねえ。
と、ここで、閉経か否かについての、
この先生の見解を話してくれた。
あなたは閉経はしていないと思う。
年齢からいって、それは非常に考えにくい。
閉経はしておらず、
卵巣機能が眠っている状態だと思います、と先生。
眠っているということだけれど、
その状態でも注射をしなくていいのか聞いたところ、
出血していなければ全然いいんだよ、
注射なくてラッキーくらいに思っていいですよ。
ホルモン剤も当面は、
現在のタモキシフェンのままで良いと思う、とのこと。
最後にこの先生にも聞いてみた。
Q、先生がもし乳がんだったら、
生活面でどんなことを気をつける?
食事とかで摂らないほうがいいと思うものはありますか?
A、食事に関してはない!
なんでも食べる。
お肉でもなんでも、バランスよく食べます。
ただあまりにも欧米化しているような食事だったとしたら、
半分は和食にするかなあ。
そして、適正体重を保つ、と付け加えた。
皮下脂肪を増やさないように、
注意する、と。
せっかくホルモン治療をしているのに、
皮下脂肪を増やしたら、
意味がないのだそうだ。
喝を入れられた気分(汗)
そして、
適度に運動して、
ストレス発散して、
楽しく過ごすようにするかな、と先生。
今回通された診察室に設備はなく、
あると思ったエコーはなし。
触診のみ。
診察後、受付の人と少しおしゃべり。
診察室や先生が増えた話や、
新しくなったことやいろいろ、
教えてもらった。
話の中で、
「え、だって○○だったじゃないですか」と、
わたしがあることを全く覚えていないのを、
受付の人が少し驚いていた。
えー全然覚えてない...。
ハードな治療をしていた頃もだけれど、
ある時期まで、
やっぱり気持ちがいっぱいいっぱいだったのかも。
余裕がなかったのかもなあ。
人見知りなわたしが、
こうしておしゃべりできるのも、
病院に来ても、
少し余裕が出てきたのかもしれないね。
通院の前、
気持ちがナーバスになるのは、
検査の結果が悪かったらどうしよう、
という気持ちもあるのだけれど、
この病院で「癌」という告知を受け、
精神的に酷い状態だった自分、
抗がん剤治療中のこと、
いろんなことを、
生々しく思い出すからだ。
病院のあちこちに、
その頃の自分を見るような気がするからだ。
次回の診察は夏。
次回は告知から丸2年。
3ヶ月、楽しく過ごそう!

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