観てきました。
今日も。
アカデミー賞の映像を見ていたら、
もう1回観たくなって。
実は、3回めだったりして(笑)
予備知識がほとんどないまま観た1回目。
映像と歌に圧倒されながら、
愛するとは、なんだろうと、
自分に重ねて、
切ないような気持ちになって。
わたしはこれまでの人生のなかで、
本当の意味で、
誰かを愛したことがあったのかな、と。
本当に愛されたことがあったのかな、と。
どちらも自信がないことが、
とても虚しかった。
そして2度めに観たときに。
やっぱり、
愛するってなんだろうって思いながら観ていた。
愛する、それはやっぱり家族なのかな。
わたしの家族。
そしたら、すとんと胸に落ちてきた思い。
病気になったのが、
癌になったのが、わたしで良かった。
どこかでやっぱり、
乳がんになったことを、
不幸なことだと、理不尽なことだと思っていた。
1年半経った、いまでも、
どこかでそう思っていた。
これ以上の不幸はないと。
けれど、夫を、娘を、病気に当てはめてみたら、
胸がえぐれるように苦しかった。
自分のとき以上に。
病気は辛いことだったけれど、
最悪のことではなかったんだ。
わたしで良かった。
映画の途中で、心からそう思った。
これも、愛なのかもね。
そう思ったら、どんどん涙が出てきて。
実母とのことがあってから、
自分に人並みの感情、
愛情や慈しむ心があるのか、
本当に自信がなくて。
自分が欠陥だらけの人間にも思えてたりして、
時々苦しかったのだけれど。
3回めの今日も変わらず泣けた。
今日の思いは、またいずれ。
長くなるから(笑)

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