大腸がんと、肝炎ウィルスの、
検査結果を聞いてきました。
どちらも、陰性。
異常があったら、
きっとすぐ連絡がくるだろう、
なかったから、たぶん大丈夫。
そう思ってはいたけれど、
太鼓判が押された通知をもらって、
やっぱり、気持ちすっきり。
良かった。
今回の検診を担当した医師は、
1年半前、わたしの乳がんを見つけた医師だった。
何人も医師のいるなかで、
覚えのある名前がかかった部屋の番号へ呼ばれたとき、
縁を感じた。
あれから1年半近く。
ここで根こそぎあたしの人生が変わった。
本当にいろいろあった。
わたし以前、先生にとてもお世話になりました。
そう言うと、はて?という顔を向けた医師。
乳がんを見つけていただいて。
ほんとに?
ちょっと待って、と、
カルテをめくり、
ああ、と、PCを操作し出した。
画面には、わたしのマンモグラフィが映った。
○○先生を紹介したんだよね、
画面を見ながら、
そうだ、しこりがふたつあったんだ、と、医師。
「術前の検査で、しこりもうひとつ見つかって、3つだったんですよ」
そうか、6月だったのか...と、
医師は、本当に思い出してくれたようだった。
すごい。
毎日どれだけの患者を見ているのかわからないのに、
覚えているんだ、と思って、
すぐ、違う、と思い当たる。
検診で癌が見つかる確率は、
確か数%だったはずだ。
この医師がわたしを覚えているのは、
それだけわたしが、
レアケースだったからだ。
検診のことはそっちのけで、
マンモの画面を前に、
紹介先の病院のこと、
この1年半の治療内容のことなどを話した。
先生、少し聞いてもいいですか、と言うと、
快く、いいよ、何?と身体を向けてくれた。
一度癌になったら、
別の部位の癌にもなりやすいですか?
少し間があった。
それは、例えば、
どう言えば目の前の相手を傷つけずに済むだろう?
と、逡巡するように思える間だった。
「高い。そうじゃない人と比べるとリスクは高い」
そう言ったあと、
細胞やら遺伝子やら、少々難しい話をしてくれ、
乳がんと関係性のある癌には、
間違いなくリスクが高い、
必ず検診を受けるように、と付け加えた。
凹みながら、もうひとつ聞いた。
いまのわたしの病院では、
経過観察中の検査は、
エコーとCTのみであること、
PETの「ペ」の字も、
骨シンチの「コ」の字も出ないことを話し、
じゃあ、腫瘍マーカーに注意していればいいのかと思ったら、
血液検査も年1回なんですよ、
病院ごとに検査項目がなんでそうも違うのかなって、
少し不安もある、
再発転移はどの段階で見つけても、
あまり予後に影響しないとも聞いたけれど、
どう思いますかと、聞いてみた。
どういう検査をするかは、
病院や医師の判断で違いはあるのは仕方がない。
予後に影響しない云々は、確かにそう。
不安だろうとは思うけれど、
じゃあ、検査検査で、
短いスパンで検査を繰り返して、
そのたびに、辛い思いで結果を待つのもしんどいだろうと思う。
大丈夫、
あの先生の症例数はすごいものだからね!
と、明るく言われて、
つられてわたしの口角も上がった。
でもね、と、医師。
もし、どうしても不安を取り除きたくて、
検査受けたいのであれば、
僕が紹介状書きますよ、と言ってくれた。
それが理にかなっているのかは、
よくわからないけれど、
でも、そう言ってもらえるのはありがたかった。
ありがたい、と思う反面、
もう会いたくない、と思ったり。
病院とは、不思議な場所だ。
次回の乳腺外科診察は、年明け。
今年の「病院」は、これで終わりかな。
その他、今日のいろいろ。
豚汁作ったり。
大学芋を作ったり。
かぼちゃも煮たりと、
保存おかずをいくつか作りだめ。
腸内活動がさかんになりそうなものばかり(///∇//)
あとは、撮っておいた
「20世紀少年」を見たり、
のんびりお風呂に入ったり。
そんな連休一日目。
明日は姑とランチです(笑)
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