あたしの足は大渦巻き | QOL ~Quality of Life~

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日々のいろいろ、仕事、乳がん。
でも、より良い人生のために。
毎日笑って、生きていこう。

日曜日。


繁忙期の職場は、お客さんで大賑わい。


残業してバックヤードに帰ってきたら、


まつ毛半分取れてるし。


今日はヘトヘトだ、


帰ったら、ごはん食べてすぐ寝ちゃおうと思ったら。


「お熱があるみたい...」と、ブランケットにくるまった娘がお出迎え。


そこからついさっきまで、


ええ、わたしの足は大渦巻き状態でしたとも(TωT)DASH!



熱が上がり、夜通し吐き続け、


痛いという足をマッサージし、


着替えさせ、シーツを取替え、


夜中に布団を干し、洗濯をし、


一睡もせずに傍らで手厚い看病をした...はずなんだけれど、


娘が言うには、目を覚まし、苦しくて助けを求めても、


あたしは常に隣に転がって爆睡していたそうだ。


だって、疲れてたんだもんー(涙)


必死の形相で、何度も揺り起こしたらしい。


不憫な娘だ。


揺り起こされて、ちゃんとお世話したよ(///∇//)



インフルエンザの検査もしたけれど、


反応は出ず、お腹にくる風邪、とのこと。


処方箋でようやく落ち着き、一安心。



あまり体調を崩さない娘だけれど、


今回はかなり辛かったらしく、


痛い、辛いと、めそめそひんひんとよく泣いた。


熱い身体を、涙でぐしゃぐしゃにして。


「うええ、痛いよう...ごめんなさい、

パパとママとKっちゃんに心配かけて、ごめんなさぁい、うえええー」


と、半分うわ言のように、叫びながら身体を震わせ泣いていた。


なんかわかるなぁ。


身体が辛いと、泣けてきちゃうんだよね。


泣きながらしがみついてくる娘の背中を撫でながら、


TC療法でやっぱり布団の中で泣いていた自分を思い出した。


身体中が痛くて痛くて、


この痛みがいったいいつまで続くんだか、


永遠に終わりがこないような痛みに思えて、


泣けて泣けて仕方がなかった。


どこかから、家族の話し声が聞こえても、


ものすごい遠く、別世界に隔たってしまったように思え、


もうわたしは、あちら側には戻れないような気がして、また泣いた。


身体が辛いと、心が弱る。


もう布団から立ち上がれる日なんて、来ないんじゃないかとさえ思った。



そういうことは覚えているけれど、


実際、どこがどうどれくらい痛かった、とか、


身体がどういう風に辛かったとか、


具体的なことはさっぱり覚えていない。


そんなことを、先日ピンクリボンのイベントで、


放射線科のお医者さんに話したところ、


「もっともっと引きずる人のほうが多いと思うよ、


早くそんな風に思えて良かったね」


なんていうようなことを言ってもらった。


そうかもしれない。


ずっと覚えてたら、それも辛い。


わたしにとっては、忘れていいことなのだろう。



というわけで、今日の夕方まで、


看病やら病院やら片付けやら、


洗濯なんて、洗濯の神様から金メダルがもらえそうなくらいやった。


おつかれさま、娘、あたし。



...と思ったら、あたしにもキタよ、嘔吐下痢(/TДT)/汗


ひーっ、おやすみなさいませーっ(涙)






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