放射線治療9回目。
ようやく、1/3地点を通過!
白い鳩が羽ばたき、紙吹雪が舞い、オープンカーでパレードをし、シャンパンで乾杯した。
頭の中で
頭の中大丈夫でしょうか
放射線の照射は予約ではなく、「午前」「午後」のどちらかを選択し、その中で好きな時間に行く。
受付順なので、その日の混み具合によっては、1時間以上待つこともある。
わたしは「午前」
時間を有効に使おうと、今日はいつもより早く家を出て受付を9時に通過。
朝早いせいか待合室は空いており、わたしは3番目らしい。
いいぞー、20分待ちくらいだなー。
9時半過ぎにはお会計に行けるかなー。
前の人が順調に呼ばれていき、あと1人でわたし、というときになって、機械がエラーをおこした、とのこと。
わたしが密かに『太陽の塔』と名付けた機械が壊れちゃったらしい
「太陽の塔」の顔から照射されます。
わたしのすぐ前だった年配の女性が、「いやだ~、服脱いで横になったら、エラーだって言われて」と、待合室に帰ってきた。
話は聞いていたけれど、あるのね、こういうこと。
待合室にどんどん増えていく照射待ちの人々。
ここにいる人は、皆、癌患者。
同じ境遇であり、ほぼ毎日顔を合わすメンバーでもあり、皆優しい気遣いがとてもさりげない。
どんどん増える人を、どうぞどうぞと、電車のシート並みに、肩と肩がぴったりくっつくまで詰めた。
次に誰かきたら、席を立ってゆずるのはわたしかも、この中で多分いちばん若いし?
と思っていたら、エラーが解消し、40分中断後に無事再開。
わたしの照射も無事終わり、人であふれた待合室の中を軽く頭を下げて通り抜けた。
ざっと15人くらいは待っていたので、最後の人はとんでもない待ち時間になるに違いない。
オ先ニ失礼シマス...
そんな9回目でした。
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