早いもので、3週間。
胸筋を使う動作以外は、もうほとんど痛みは感じない。
いまちょっと無理、という動作は、毛足の長いラグに掃除機をかけるのと、
フローリングは全然大丈夫だけど、ラグは掃除機の滑りが悪くて、力が入っちゃう
あまり研いでいない包丁で、鶏肉を切ることくらい。
なので、チキンを前にして、まず包丁を丁寧に研ぎます
あとは、イテテと思いながらも大抵こなせるようになった。
つっぱるけれど、頑張ればなんとかバンザイの形まで腕も持ってゆける。
重たいものも、手だけで持つ分には大丈夫だけれど、重たいスーパーの袋を「腕」にかけると、胸筋を使うので、ぐぐぐと痛い。
そんなに重くなれば、ショルダーバッグも手術した側の肩にかけられる。
洋服の着脱も、以前と同じように出来るようになった。
ちょっと痛いけれど
徐々にそういった、なにが出来る、なにが出来ない、ということもわかってきて、生活がスムーズになった。
タダレは相変わらず。
傷跡の周り広範囲に赤い湿疹のようなものもあり、処方されたステロイドを塗っているけれど、あまり良くなっていかない。
傷口はいつまでも熟れているかのような、赤いまま。
傷跡や湿疹が、服や下着にこすれると痛いし、ヒリヒリする。
そして、いま一番の痛みは、乳首。
ブラの中でちょっとこすれても、ズッキーンと鋭い痛みに襲われる。
よく生理前に胸が張って乳首が痛くなる、ということがあったけれど、それの比ではないくらい痛い。
お風呂のシャワーもあてられない。
急ぎ足の時は、手でしっかり胸を包んでぐっと押さえ、とにかくこすれないように、揺れないように気を使う。
この痛みさえなかったら、毎日どんなに楽であろう、と思う。
先日の外来で聞いたところ、部分切除した切断面が、とても強く痛みを感じている、とのこと。
わたしの場合、乳首の真下すぐに切断面があり、それで乳首が痛んでいるそうだ。
これには時間薬しかないとのこと...。
いま、乳首に何かが当たったら、地球の裏側まで届くような声で叫んでしまうに違いない
退院してすぐの頃は、寝返りのたびに目が覚め、呻き声を上げて寝返っていたけれど、
いまはゴロゴロ楽々できる。
ただ、どちらに身体を向けるにしても、抱き枕を抱いていた方が痛くないので、抱き枕は必須になった。
そして、見た目。
色素沈着していたブルーハワイの色も抜け、水抜き直後の陥没状態のとき以外は、見た目は手術したとはあまり思えない。
気をつけをして真っ直ぐ立てば、傷跡も脇の下にすっぽり隠れる。
ただ、触ると、カチカチの部分、ゴツゴツの部分、痛覚がいまだない部分と、様々。
そして最大の変化は、体重の増加。
術後から2キロ増。
肉体労働的なパートも休んでいるし、以前と比べたら、圧倒的に運動していない。
けれど、お見舞いで頂いたお菓子とかがたくさんあったりして、
夏休みだしいっか♪なんて、外でごはんを食べる機会も多かった。
このまま、食欲の秋に突入したら、大変なことになってしまう。
リハビリを頑張り、早く職場復帰しなくては。
職場は3Kですが
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