秋常山古墳群
前方後円墳の1号墳と方墳の2号墳からなる古墳群
秋常山1号墳
全長約140mの前方後円墳
後円部:径約110m・高さ約20m
前方部:長約45m
その規模は石川県最大、北 陸地方でも最大級
北から
北から東側
3段築成
もとからあった自然の丘陵を削り出しておおよその形をととのえ、丘陵が低い東側を中心に土を盛って造られている
東側の後円部と前方部が接続する場所には造出があったと想定される
赤く塗った小型の土師器高杯が出土
1段目と2段目の墳丘斜面には、手取川の河原石を利用した葺石を並べている
総数約40万個、総重量約660tの石が運ばれたと推定される
裾には大 きな石を置き、斜面には作業範囲を区分するために 「区画石」と呼ばれる大型の石を縦に並べている
墳頂から東側の葺石
後円部