船橋市にある「飛の台史跡公園博物館」へ、企画展を見学に行きました。
前回訪れてから、もう4年半も経ってました。
今年度の企画展では、縄文時代後期(約4,400~3,200年前)を取り上げ、市内の発掘調査の成果や縄文土器などの出土品を紹介します。
土器で見る縄文時代後期
解説は称名寺式から始まっていますが、展示は加曽利EⅣ式(一番左)から展示されていますよ。
反時計回りに、時代順に見ていくことにします。
称名寺Ⅰ式(新山貝塚)
称名寺Ⅱ式(新山貝塚)
堀之内1式(高根木戸北貝塚)
堀之内2式(宮本台遺跡群)
堀之内2式(古作貝塚)
加曽利B式(宮本台遺跡群)
加曽利B2式(古作貝塚)
これは内側も美しい
加曽利B3式(金堀台貝塚)
曽谷式(金堀台貝塚)
安行式(金堀台貝塚)
安行1式(金堀台貝塚)
安行2式(金堀台貝塚)
船橋の土偶プチ集合
縄文早期(小室上台遺跡)
小さすぎてピントが合いません💦最大幅1.8m、残存高2.0cm・重さ2.5gという日本最古級・最小級の土偶です。
このバイオリン形土偶は、東京国立博物館や日本各地の博物館だけでなく、パリで行われた縄文展にも展示されたそうです
足の指も表現されています
残念ですが、レプリカです。本物は東大にあります・・・
そうそう、ご存じかしら?古作貝塚って、船橋市中山競馬場にあるんですよ
宮本台遺跡群から出土した土器片
下が鏡になっています。
土器の内側にも模様があるんです~
カーブの具合や整理番号が書かれていることから、下になった方が土器の内側ってことですよね。
着物の裏やスーツの裏地にこだわるのと同じですね~。
4年半ぶりなので常設展も見たかったのですが、この後の講座の時間が迫っていましたのであきらめました。もうちょっと早く家を出ればよかった