森将軍塚古墳館へ。
竪穴式石室
内寸で長さ7.6m・幅2.0m・高さ2.6m
長さ15m、幅9.3m、深さ2.8mの大きな穴の中に二重の石垣を築き、さらに石を敷き詰めて石室を作っている
森将軍塚古墳といえば、いびつな形とこの竪穴式石室ですよね~
石室内は赤い顔料が塗布
壁面はベンガラ、床面は貴重な朱と顔料が使い分けられている
三角縁神獣鏡の破片
ヒスイ製の玉類
鉄製の武器・農具
三角縁神獣鏡片はヤマト王権との繋がりを示し、また土器類には近畿地方の影響がうかがえるそうです。
副葬品のほとんどは散逸してしまいましたが、鏡・玉・剣の三つがそろったのは珍しい例だとか。
合子形埴輪
円筒埴輪
4世紀末~5世紀、森将軍塚古墳の埴輪が棺として再利用された
それらは埴輪棺と呼ばれ、前方部の上や古墳の裾テラスから12基見つかった
前方部2号埴輪棺
円筒埴輪・朝顔形埴輪・壺形埴輪などを組み合わせている
前方部3号竪穴式石室
ガラス製の装飾品をつけていた40歳くらいの男性人骨が出土
4・12号埴輪棺
1号集石
8号組合式箱型石棺
前方部前面の裾テラスにつくられていた
50号組合式箱型石棺の副葬品
20号組合式箱型石棺の副葬品
31号組合式箱型石棺の副葬品
須恵器大甕
1号須恵器埋設遺構
直径1m・高さ1.2m
現在の堺市近くで作られ、運ばれてきた