山菅の実 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

古墳と野の草を観察しながらお散歩
古事記・万葉集
古代史
薬草ガーデン
アニマルコミュニケーション

 

 

山菅の実ならぬことを我れに寄せ

 

言はれし君は誰れとか寝らむ

 

 坂上郎女

 

 

 

久しぶりに万葉集です。一応、毎週金曜日に万葉集の歌をご紹介しようと思っているのですが、古墳や遺跡ばかり続いてしまいました。

 


 

 

山菅はヤブランのことと言われます。やぶに生え、葉がシュンランに似ていることから名がつきました。

 

和風の庭によく植えられていますね。うちの庭にもあります。

 

 

 

 

 

ヤブラン

 

学名:Liriope muscari


キジカクシ科ヤブラン属

 

8〜10月に薄紫の小さな花を総状に多数つける

 

種子は球状で、黒く光沢がある

 

 

 

 

 


 

<訳>

私との恋が実のらないと噂されたあなたは

 

どなたと寝ているのでしょうか


    

 

ヤブランの実を見つけてみてくださいね。