冬にも「土用」があるんです | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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寒くて、タンポポのお花が首をすくめています。




今日から土用に入りました。

「土用」と聞くと、鰻を食べる夏の「土用」を思い浮かべるのではないでしょうか。

実は「土用」って、夏だけではないのです。





1年は、立春・立夏・立秋・立冬を境として、4つの季節に分けられています。

そして、それぞれの季節の終わりの約18日間を「土用」と呼んでいます。



 
「土用」の間は、土を司る「土公神(どくじん)」の支配下にある期間です。

ですから、「土公神」を刺激しないよう
「土用」の時期に土に関係する作業をしてはいけないとされています。




 
 
四季の土用と土公神の居所
図1 四季の土用と土公神の居所
 写真お借りしました



「土公神」は一ヵ所にずっとはおらず、季節によって移動するそうです。

冬の「土用」の間は、庭にいるのです。

落葉樹の植え替えは、今の寒い時期が最適ですが、「土公神」を怒らせては大変です!






でもご安心あれ!

「土用」の間であっても、「間日」と呼ばれる4日間の時には、作業をすることができるのです。

日本の神様は寛大ですね~(^w^)



2017年冬の「土用」の間日は、1月18・27・28・30日です。

28日は土曜日なので、主人と落葉樹の植え替えをしようと思います。