膝痛を考える
こんにちは、
セントラルたなか鍼灸院の田中です。
今後このブログの中で膝痛をテーマに臨床経験を基に綴っていきますね。
第一回目は「膝痛に鍼灸治療はあり?」という内容でお話しします。
早速、まずは結論から
「あり」です。
手術のみが唯一の解決策である膝痛でなければ、基本的には「あり」です。
こんな数字があります。
修行時代と独立開業時代約20年間(2015年時点)で膝痛を主訴として来院された初診患者さんの数が503名ありました。
そのうち402名(79.9%)の患者さんに症状の軽減・改善が認められました。
厳密な統計処理をしたわけではないので信憑性に欠けるデータですが、
痛みの軽減50%以上
立ったり座ったりが楽になる
トイレでしゃがめるようになる
正座が出来る
仕事でのストレスがなくなる
スポーツに復帰できる
趣味が滞りなくできるなど、
日常生活上の改善を基本に評価しています。
改善を認めた膝痛には
変形性膝関節症による膝痛
膝関節を支持している筋肉や靭帯の脆弱による膝痛
半月板損傷による膝痛
外傷による膝痛
40代以降に起こる原因不明の膝痛
スポーツ障害・外傷による膝痛
成長期に起こる膝痛
手術後の予後治療と機能回復
O脚・X脚による膝痛
骨折
リウマチによる膝痛
などが挙げられます。
このような膝痛でお悩みの方は
鍼灸治療も症状改善への選択肢の一つと捉え、取り入れていただけると嬉しい限りです。
膝痛に対して鍼灸治療は
やはり「あり」です!
次回は「変形性膝関節症」についてお話しします。
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