米国ウイグル人権法成立歴史的な一歩【及川幸久−BREAKING−】 | 幸福実現党ならばこうする

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6月17日、アメリカのトランプ大統領がウイグル人権法という法案に署名をされまして、この法案が成立しました。

これはこれまでウイグルの人権問題に対して活動されてきた世界中の多くの人にとって歴史的な、非常に素晴らしい出来事でありました。

日本のメディアでは大きく扱わないと思うので、このチャンネルでお送りしたいと思います。

ダイヤオレンジダイヤグリーンどういう法律か❓ダイヤグリーンダイヤオレンジ

【ウイグル人権法2020】
本当はこの法案は昨年2019年からでており、ウイグル人権法2019という名前だったんですけど、途中から“より厳しい内容”にアップデートされたものが法律として成立。


ダイヤオレンジダイヤグリーン中身ダイヤグリーンダイヤオレンジ

【ウイグル人権法2020】
❶米政府にウイグルの現状を調べて議会に報告せよと、議会が要求している内容。

例えば米国防総省の中の情報局であったり、FBIであったり、国務省であったり、それぞれの海外の情報に関する部局それぞれがみんな、このウイグルの現状を調べて議会に報告するようにということを要求しています。

❷大統領に対して、ウイグル人権を弾圧しているのは加害者である。この《加害者のリストを大統領に提出するように》と大統領に要求している。

❸その加害者たちの【米国内の金融資産を凍結】する。

❹そして加害者たちがもし米国に入国しようとしてきたら米国入国を拒否する(禁止)。こういう制裁が入っています。

❺これらは全て【グローバル・マグニツキー法】という、これはもう世界法のようになってるわけですが、国際的な人権を守る法律です。この【グローバル・マグニツキー法】に基づき、それをウイグルに特定した内容の法律という位置づけになってるわけです。

❻特にこの法律はアメリカの大統領に、この加害者たちに対する【制裁】。これをかなり大統領の思い次第でいくらでも厳しく出来る。そういう内容になっています。(大統領の大きな権限)

という非常に重要な法案・法律としてついに成立したというのが昨日6月17日だったんです。

ダイヤオレンジダイヤグリーンじゃあこの法律の【第一号の制裁の対象】になるのは誰なのか❓それはおそらくこの人。ダイヤグリーンダイヤオレンジ

中国のウイグル新疆自治区を統括している、
このウイグルの新疆自治区のトップである徐全国(じょ・ぜんこく)この人です。

これはWSJの記事の写真です。この人がおそらく制裁の第一号になると言われています。

この人はウイグル新疆自治区の地域の中国共産党のトップであり、書記長であり、同時に中国共産党の政治局、トップ25の政治局のメンバーの一人でもあるわけです。

ですのでこの人がもし制裁を受けることがあったら、中国共産党の政治局員に対する初の制裁という、これも歴史的なことになります。

このような法律の提案者は、米上院議員マルコ・ルビオ。

また彼だけでなくて、彼と一緒に、共和党、民主党、超党派でこの法律の提案をして上院・下院ほぼ満場一致でこの法案が可決してトランプ大統領が昨日署名したということなんですね。

ですので、この法案、結構時間がかかってるんですけど、結構最初は、なかなかこの法案は進まなかったんです。進まない中、このマルコ・ルビオ上院議員を中心に粘り強く他の多くの議員を説得していき、

またそして、この法案をなんとか成立して欲しいという、海外に亡命してウイグルの活動をしている様々な団体のウイグル人の方々、それを支援する方々、多くの方がたの思いがやっと結集して、こういう風になったので、

私も個人的にはこの法律を成立させるために努力されてきた方々に本当にお祝いを申し上げたいという思いがあります。


ダイヤオレンジダイヤグリーンじゃこういうウイグルを支援する法律が今までなかったのか?というとそうじゃなかったんですね。ダイヤグリーンダイヤオレンジ
《例えば》こういうものがあります。これはカナダで昨年、【海外臓器移植阻止法2019】という法律ができてるんですね。これは何かというと、臓器移植のために海外ビジネスを行うことは犯罪である。という法律なんです。

これは明らかに中国人のことを意味してるわけです。

臓器を早く移植してもらいたいがために、中国に行く?そういう海外ドラマ臓器移植渡航ビジネス。そういうものは犯罪ですよ、という法律です。これをカナダの議会が昨年作っています。

これはこの臓器移植のために犠牲になっている人たち、犠牲になってきた民族や、少数派。彼らを守るためである。

具体的には昔は法輪功、今はウイグルといわれてます。

こういう法律がカナダだけではなくて、台湾だとか、いくつかの国々で出来てるわけです。

今世界はこういう形で、【ウイグルのために、ウイグルの人権を守るために】ということで、具体的に動き始めているということを我々、日本人も知っておきたいと思います。


7:07ここで臓器移植というのが出てきました。

この【臓器移植】まさにウイグルの問題の、ウイグルの人権弾圧の最大のポイントは【臓器移植】の対象になってるということです。

ダイヤグリーンダイヤオレンジこの【中国の臓器移植】というのは、1999年という年を境に、急激に数が増えてるわけなんです。ガーンダイヤオレンジダイヤグリーン
それだけ臓器移植の数が増えてる。それだったら、その《臓器を提供してる人がいる》わけですから、《臓器の提供のドナーが増えてるか❓》というと、【中国のドナーの提供率】は『ほぼゼロ』です。

あれだけ人口の多い国で、200人以下。世界で最小と言われています。


ダイヤオレンジダイヤグリーン死刑囚から、臓器を取っているのか?ダイヤグリーンダイヤオレンジ

中国の死刑囚は毎年、1000人〜2000人です。

しかし、1999年以降、中国での臓器移植の手術の件数は毎年、19万2000件以上。この19万2000件という数字と死刑囚の臓器を全部使ったとしても、あまりにもギャップがあります。

ダイヤオレンジダイヤグリーンそれだけの臓器は一体、どこからやってきたのか?これが謎のまま。ダイヤグリーンダイヤオレンジ


しかし普通、腎臓とか肝臓の移植には平均2年から3年待機期間がかかるという風に言われています。

それが中国だったら1ヶ月か2ヶ月。最短4時間で受けられると

【一体その臓器はどこから来るのか❓びっくり

右矢印なので、先ほどのカナダではこういう法律が『これは犯罪なんだ』と定める法律ができていたわけです。

ダイヤグリーンダイヤオレンジでは日本ではどうなのか❓ダイヤオレンジダイヤグリーン

日本では逆ですね。[参考記事:Share Japan]

このテレビ番組では【日本で進まぬ臓器移植】《待機は先進国最長》ということで、
一方中国では平均い、2ヶ月で受けられますよと、

あたかも【中国だったら早いですから中国に行ったらどうですか❓】という事をPRしてるような事を日本の民放がやってるというツイート内容です。ガーン

ちょっと一人、ご紹介したい人がいるんですけど、ウイグル出身のウイグル人で、今アメリカのNASAの研究員をされてる方がいます。

ダイヤグリーンダイヤオレンジアーキン・サイディックダイヤオレンジダイヤグリーン

アーキン・サイディック:光学のエンジニアです。ウイグルで教育を受けてその後アメリカで最高の教育を受けて今やNASAのエンジニアに一人なんですね。

この人が本業はNASAの研究員なんですけど、同時にツイッターでウイグルの事情というのを、時々ツイートされています。

ダイヤグリーンダイヤオレンジつい昨日、見過ごす事が出来ないような重要なツイートをされていました。ダイヤオレンジダイヤグリーン


【6月16日 新疆ウイグル自治区が新しい法律を発表した。それは《ウイグル人女性の新しい避妊対策》である】

詳しい内容は書いてないのでちょっとわからないんですけど、このサイディックさんのコメントがこういう事です。
右矢印『ウイグル人の人口増加率というのは、今や既にわずか数%になっている。何故❓それは大半のウイグル人男性が、この新疆ウイグル自治区から連れ去られてるからです。』

右矢印元々3年前から出来ている例の【再教育キャンプ】・【強制収容所】に男性を中心に入れられているわけです。再教育キャンプに入れられた方々がその後、この新疆ウイグル自治区からどこかに連れ去られているわけですびっくり飛行機とか電車によって。

右矢印恐らく彼らがドナーに強制的にさせられているはずなんですね。

結局もう男性がいなくて女性しか残っていないという、ほぼそういう状態になってしまっているので、ウイグル人の人口はもう増えないようになっているわけです。

このままでいったら自然にウイグル人の子孫はいなくなって、民族として消滅する。まさにそれを狙ってるんでしょう。

恐らくそれを早める為に、ウイグル人の女性に避妊政策をもってきてる。

このサイディックさんは『中国共産党はさらなる邪悪な意図があるのではないか』という事をtweetされています。

こういう現場の状況に対して、世界はとにかく少しでも早くウイグルの人権弾圧問題を解決したいという動きが今、早まってる所です。

ダイヤグリーンダイヤオレンジ最後にこの昨日のウイグル人権法の成立を様々なウイグル人の団体が祝福して喜んでるわけなんですけど、そのうちの一つに、アメリカのワシントンDCにある団体があります。

ダイヤグリーンダイヤオレンジウイグル人権プロジェクト・UHRPダイヤオレンジダイヤグリーン

UHRP➡︎私もNYに行くと必ずここに顔を出すんですけど、ここの代表がオマール・カナットさん。

この人は元々はウイグル人の民族全体の象徴であられるラビア・カーディル さんのアメリカでの英語の通訳をされてた方なんですね。それで知り合いになったんですけど。

この人もウイグル人権法の成立を大変喜んで、この団体としての声明を発表されてるんですが、その中でこういう事を言われていました。
下三角
オマール・カナット右矢印『アメリカだけでなく、世界各国にこの中国との戦いに参加して欲しい』と呼びかけています。

これは日本も例外ではないはずです。


今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。