先月5月25日にアメリカ、ミネアポリスで黒人ジョージ・フロイドさんが警察の暴力によって亡くなったという事件に端を発して、世界中で【黒人差別反対】・【人種差別反対】デモが繰り広げられています。
その日本版がこの、渋谷での【クルド人差別反対デモ】です。
この事について勿論、平和的合法的デモであれば何も問題ありません。
問題はこういうデモがアンティファと関係があるのか❓アンティファというテロリスト集団と関係があって、アメリカやヨーロッパ各地で起きてるような暴力的な形になるのではないか❓という事です。
そして日本でそういう暴行、略奪がこれから起こるのではないか❓それが心配されるところです。
ですのでこういう人種差別反対デモに対して、日本でこういう略奪みたいな形で起こる前に裏を考えておきたいと思っているのが、このチャンネルでの私の立場でもあります。
そして日本のBLM運動➡︎ 【Black Lives Matter】
『黒人の命は大事なんだ』という人種差別反対運動、これに当たるのが《在日クルド人に対する警察の暴力に抗議するデモ》です。
これは5月30日、6月6日、2回に渡って行われ、この様に日本のマスコミ、ネットでも繰り返し伝えられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e5a76a8cfe0f74596c78069f9b3f759cf98c7d
結構これで知ってる方も多いと思うんですね。これはヤフーニュースで取り上げられたものなんですが、【渋谷警察官によるクルド人暴行に再び抗議デモ。アメリカのヘイトクライムへの抗議も】6月6日、2回目のデモを伝えたものです。
発端は何か❓
5月22日、渋谷で運転中のクルド人男性に警察が職務質問した。これがきっかけで起きた事件なんです。
➡︎30代のクルド人の方で、日本に来て10年以上の方らしいです。この方が歯医者の予約があるので急いでいた途中で、警察に呼び止められて、職務質問を求められた。しかし自分は歯医者の予約があるので、それを断って運転を続けた。そうしたら警察のパトカーがしつこく追いかけてきて止められた。止められて、警察に暴言を吐かれて「舐めるなよ」と言われて暴行され、免許証の提示を求められた。
一緒に乗っていた友人がその様子をスマホで撮っていたら、警察が「その動画を消せ」と命令してきて、仕方なく消したんですが、しかしその動画はクラウド上に残っていたので、後でその動画がSNSで流れたという事で、こんな酷いことをする警察って一体何なんだ？という抗議デモに発展したわけです。これは5月22日です。
アメリカのミネアポリスでジョージ・フロイドさんが亡くなったのが5月25日です。このアメリカの事件よりも前に起きたことであります。
それを受けてアメリカの方では5月25日以降に抗議デモ【Black Lives Matter】が始まっていったわけですが、その流れを受けて、5月30日そして6月6日と2回、渋谷でデモが行われているわけです。
この出来事に関して6月14日、2日前ですが、【一般社団法人日本クルド人文化協会】というところが声明を発表しました。これはFBです
この日本クルド人文化協会の声明が今、話題を呼んでいます。この声明文、大変明確にそして丁寧に書かれてるので、この内容を誤解が起きないように正確にお伝えしたいと思います。
声明文のポイント
《日本クルド文化協会声明》
❶渋谷のデモを支持していない
❷当事者クルド人を擁護しない
❸渋谷デモ参加日本人に普段クルド人
支援活動をしている人がいない
❹我々は日本の法律、慣習を尊重する
こう言ってるんですね。
何故、日本クルド人文化協会が、同じクルド人のデモを支持しないし、擁護しないと言ってるのか❓【事実確認】
クルド人は職務質問を断り、その後、パトカーを振り切って、急速度でパトカーを追い越して、更にパトカーを煽って、ウインカーを出さずに車線の変更をしてる。これは道交法違反の疑いがあるのでパトカーは追跡をした。そして捕まえて,免許の提示を求めたということらしいんですね。
もし、これが日本人だったら?どうだったか？全く同じ対応だったでしょう。これが外国人であったからとか、ましてやクルド人だったからとは言い難い。
ですので、先程の【クルド人に対しての差別反対デモ】というのは、正当とは言い難いというこの声明はそういう事です。
さらには、このクルド人が免許証を持っていなかったようです。しかし、その場所が渋谷なので渋滞がひどくなりそうだったので、その場で釈放されたそうです。
まとめ
日本の警察が犯罪行為に近いことをして警察に従わない外国人に行った行為。
確かにそこに暴言があったり、暴力的なものがあったかもしれません。
これを【差別】というかどうか？
そのクルド人の方は日本語も非常に流暢で、「自分は何も悪いことはしていない。そして一方的に暴力を振るわれた。蹴られた。身体にはいっぱい傷がついている。病院に行ったら全治1ヶ月だと言われた。なのでその警察を告訴したい」と言われてるんですが、そこには一定の過ぎた暴力があったのかどうかわかりません。
しかしその前提として、ここには《犯罪行為の疑い》があったからこそ、職務質問が行われたわけです。➡︎これを「差別」と言うかどうかですね。
ここに議論の余地があります。
更に日本クルド人文化協会の声明
【日本クルド文化協会声明】
残念ながら、今回の件に関して、日本のメディアや学術機関、その他組織から、クルド人コミュニティとしての見解につ
いて取材がありませんでしたが、ここに当協会としての見解を表明いたします。
このように今回のクルド人差別反対のデモ。このデモは一体何だったかというと、どうも、クルド人のためのデモでは、なかった。と言えると思うんです。
全く同じことがアメリカで広がっている黒人差別反対デモ。これも黒人のためのデモとは言い難い。というのは、これで略奪とか放火とかされている被害者の多くは黒人がやってるお店がほとんどなんですね。一体どこが黒人差別反対だと言えるのかどうか。
同じように沖縄の基地反対運動にしても目的は同じではないか。それは《左翼による自国政府への批判》という風に言えるのではないか？更には
なぜマスコミはこの日本クルド人文化協会の声明をいまだに報道しないのか❓
この声明がでたのは今日、6月16日ですけど、事件が起きたのは6月14日、2日前です。クルド人抗議デモを仕掛けたのは、一体誰なのか？これは日本にあるアンティファなのか？ナントカ隊なのか？これがわかりません。先程の声明を発表した日本クルド人文化協会ですが、この抗議デモの2回目のデモが行われた夜、FBにこういう投稿をされています。
『簡単に説明すると』ということで、こういう動画のリンクを紹介してるんですね。
このチャンネルに私がアップした動画です。クルド人が日本人にわかりずらいと思ってできるだけ簡単に解説したいと思って解説した動画なんですね。
これを紹介しています。私の動画を紹介してくれたからと言って、クルド人協会の立場に立ってるわけではありません。というのは私はクルド人協会との接触は一度もありませんし、こういう動画をアップされたというのは知りませんでした。今日の今日まで。それを一応念のため言っておきます。
結論
差別反対と言う風に警察の前で暴れる。
それに一部の政党が同調する
左翼政党ですね。ご存知だと思います
名前はあえて出しませんけど。
その結果、かえって差別がより助長されるというのが現実なわけです。
私も個人的にはイギリス、そしてアメリカで外国人の立場を経験しています。外国人の立場は確かにビザがあって労働許可があったとしても、非常に不安定な立場なんです。その国の市民権を持っていなければ。市民権を持っていれば別ですけど。市民権を持っていなくて、外国人としているというのは、本当に不安定な立場なんですね。何かあったら、今許されてる職、そして住居が吹っ飛んでしまうからです。
そうでなくてもその国で、外国で。このクルド人の人たちが日本で仕事にありつける。
それから家を借りなきゃいけないので、家を借りる賃貸契約をするときに、必ず困難が今まで沢山あったはずなんです。
外国人であるというだけで、特にあまり聞いたことがないような国（クルド人て国がないですから。まあ、この方はトルコ籍だったようなんですけど。クルド人だっていうことだけで、職がなかなか見つからなかったり、ましてや家が決まらないというのがしょっ中あることなんですね。
そういう困難が普段あるにも関わらず「クルド人差別反対だ」と言って、なんだかよく知らない日本人に「差別反対だ」とか言って、応援されても、それは却って迷惑というのがこのクルド人の立場なんだろうというのを我々は知っておくべきなんだと思います。
今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。