先日、新しい職員が認知症棟に配属されました。
介護歴は豊富なんですが、認知症ケアは初めて。
一般棟の勤務経験は豊富で一連の動きには無駄は無いようです。
ただ私と面談した時…
「認知症高齢者の暴力が心配… やっぱり頻繁に暴力とか受けるんですか?」と不安を打ち明けてくれました。
認知症だから暴力を振るうという考えは誤りですが、実際はうちの施設でも時々あります…
杖で叩かれたり、拳で叩かれたり……………
しかし実際のところ暴力を受ける職員って大抵いつも決まった職員が多いです。(うちの認知症棟の場合ですが)
乱暴な対応を職員がしている訳では無いんですけどね。
簡単に言うと認知症に対して理解に乏しい職員が暴力を受けやすいです。
まあ〜認知症介護のベテランでも極稀に暴力を受けることもありますけどね…
;^_^A
隠しても後々わかることなので、本当のことを言ってしまえば暴力を受けることは最初は覚悟しておいた方が良いかも…と話しておきました。
「ただ暴力を受けやすい職員と、暴力をうまく回避している職員の違いを勉強して欲しい…」
「正しい認知症の理解と、一旦退いて間をあけられるテクニックさえ身につけば大抵の利用者とは良好なコミュニケーションはとれらはず」
「それでも認知症棟に向いていないと思うなら、私に言ってきて下さい」と伝えました。
介護職員が受ける暴力も色々問題になっています。
勿論それはあってはならない事なんですけど、実際多くの場合は介護職員側の対応一つで回避できる場合も多いのです。
極稀にこの利用者ヤバイよ…………… (-。-;
と思う人もいますが……………
私が思うに認知症の利用者よりクリアな利用者の暴力のほうが怖いです。
;^_^A