能力の差と言ってしまえばそれまでですが… | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

ケアマネから介護職員の技術や知識の差が大きすぎると言われました。


担当する職員(介護士)によって利用者のADLの回復が極端に違うと……………
まあ〜 利用者一人ひとりの状態は違うので、ADLの状況や回復は異なるのは当たり前です…………

ただケアマネが言いたいのは、回復の見込みが高いと思われる利用者でも状態がなかなか改善してないと言うのです。





正直心当たりあります。
(−_−;)



ある職員は生活リハとして一生懸命に歩行させたり、BPSDが酷くなればセンター方式や紐解きシートなどを活用して利用者の心の背景を探ってみたり…


またある職員はケアプランをまったく無視…
生活リハとしてトイレまで歩行するようにとケアプランに上がっていても、忙しいといって車椅子で移動…
「歩けるようになったら転ぶ… 転倒事故が起きたら我々の責任にさせられる」と言うのが言い分です……………
勿論センター方式や紐解きシートの活用なんて、時間が無くてやってられないと言っています。


まあ〜センター方式や紐解きシートの活用は強制しているわけでは無いのでここまでは良いでしょう。

でも転倒して職員の責任にしたこと無いんだけどな〜
(-。-;



私の職場は老健なのでケアマネの言うことはごもっとも……………
在宅復帰できてなんぼのもんです。


でも転倒させたくないと考える職員の気持ちも理解できるんですけどね〜
でもリスクを怖がっていたら改善しませんから…
やっぱり生活リハはやらなくちゃ……………


職員全て同じ時間の中で業務を行っていますが、利用者とじっくり向き合う職員もいれば、そうじゃ無い職員もいる…
能力の差と言ってしまえばそれまでですが、職員が全て同じ方向を向いて仕事するのって難しいです。