聞き方を間違えると猛烈に批判を受ける職場です。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

先日同僚との夜勤で一晩に2件も転倒事故を発生させてしまいました。

どちらも多重センサー反応による対応の遅れが原因。
そのうち一件は骨折の重傷事故でした。


一斉に反応し始めるセンサー対応では、もうどうしようもありません。
その時対応していた利用者さんをその場に放ったらかしにして、次のセンサー対応に向かうことはできませんし、その場を離れることにより、その利用者さんが転倒してしまう事だって大いにあり得ますから。


まあ〜事故は事故でどうしようもなかったのですが、問題はその後に起こりました。



救急搬送のために準備をするのですが、先ずは施設長(医師)の受診を受けることになります。
(夜間でも重大事例はオンコールにて医師が出勤してくれる。そこで骨折の有無や、施設内で対応しきれないと判断がくだると救急搬送になる)

問題になったことは施設長が看護師に聞いた内容です。


見守り体制はどうなっていたのか?
その時の職員の動きはどうだったのか?
家族への連絡と説明は済んでいるのか?

まあ〜そんなことを看護師に聞いたみたいですね。


そのことについて看護師も激怒…
多重センサーにてどうにもできない状態で介護士も手一杯でしたからね〜。
看護師もフロアにいたのですが、他のハイリスク利用者が早朝から大勢フロアにいたので、フロアを離れることができませんでした。



看護師が怒っていたのは多分先生の聞き方にカチンと来たのでしょうね。私も施設長の立場なら同じことを聞いていたでしょうし。管理者の立場なら何も知らないは通用しないので…

たぶん施設長の聞き方がマズかったのかなぁ〜?
横柄な聞き方をしたのかもしれません。
早朝だったし……………
そこで労いの言葉があれば、また看護師の気持も違ったのかもしれませんね。
でもね〜早朝のオンコールで、そこまで気がまわらないでしょうね。誰だってそうだと思うし、逆に施設長が気の毒に感じました。



まあ〜今回は自分も出勤をしていた事もあり、事故の状況は十分理解していましたからね…
でも私が事故の状況を詳しく他の職員に聞く時は、私も気をつけないといけないな〜とつくずく感じました。
(; ̄ェ ̄)


施設長が聞いたことは管理者として当たり前の事です。
でも聞き方を一歩間違えると、それはそれは大きな問題となってしまうので私も注意しなくちゃなぁ〜。
(; ̄ェ ̄)
私も施設長と同じようなことがあるので……………