先月に起こった虐待騒動について、今月より認知症介護においてのハラスメントについての面談を行うことになりました。
特に認知症介護においてはセクハラ、暴力・暴言など様々なストレスが職員につきまとってきます。
長年認知症介護に携わってきましたが、これだけは避けて通れない試練と言うのか……………
定めと言うのか……………
私も散々悩まされた問題です。
問題がある度に職員と今後の対応について話し合ったりしましたが、根本的な解決策が無いのが現状でです。
なるべく対象となる利用者には介入しないよう職場としては配慮したりしますが、これが根本的な解決には至らない事がほとんどです。
またこれらの被害や介護でのストレスによる身体の不調を訴える職員は、いつも同じ職員が多いような気がします。
根本的な解決に至らないのは何故か?
それは介護の仕事は夜勤のように特定の人員だけでの対応が主となります。マンツーマン対応が主となるわけですね。
基本介護施設なら利用者20人に対し職員1名の配置義務です。(夜間)
また訪問介護のように密室での介護もあるでしょう。
ただ日勤帯の業務だけなら他の職員の協力も得られるので、苦手な利用者を対応する場合は交代してもらえるでしょう。
それでも100%携わらなくても済むとは限りません。
そうなると我々ができることって、それらの利用者に退所してもらうしかなくなります。
また別の職場に自分が異動するか……………
でも問題となる利用者に退所してもらったとしても、また必ず別の問題を持った利用者は入所してきます…
また問題のある利用者がいるたびに退所を迫る介護施設は地域の人達からの信用も無くします。
そうです…
なので退所してもらう事が解決にはならないのです。
これは私の考えが間違っているのかもしれませんが、認知症介護に携わるなら、これらのハラスメントは覚悟の上と言えなきゃ勤まらないのかなぁ〜?
またそれらを回避するスキルを自分が身につけること…
本当にこれしか無いかな……………
いま自分が言えるのは……………
(−_−;)
自分は現場を管理する側だからこんな言い方しか出来ないけど、皆さんならどう説明するでしょうか……………
私と違った解決方法があれば参考にしたいです。
面談が憂鬱です。