私はいつも否定され続けています | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

全国老人保健施設協会(全老健)の東憲太郎会長は22日の記者会見で、介護老人保健施設(老健)での職員による施設入所者への虐待や転倒事故などに関する危機管理で中心的な役割を担う「介護老人保健施設リスクマネジャー」について、配置の効果を検証するための調査を年内に実施する方針を明らかにした。効果のエビデンスを積み上げ、全ての老健で同リスクマネジャーを配置すべきかどうかの議論につなげたい考えだ。




ネットニュース一部抜粋



老健に配置を目指すリスクマネージャー。
配置を目指す為の検証をするようですね。

確かに虐待や事故対策の専門職を配置することは
良いことだと思いますが、そのことで効果を期待することは難しいようにも感じます。



まだ本決まりでは無いので、なんとも言えませんが
介護の現場を運営するにあたり、色々な拘束が多すぎるように感じます。
職員の人員規定や、待遇面。
時間外労働や長時間労働。

このような縛りの中で虐待を無くしたり、介護転倒事故の削減は非常に難しいでしょうね。



仮に施設の職員がリスクマネージャーの職務に
従事するなら、結局は施設の職員ということで
様々な拘束の中での勤務になります。
何か新しいことを提案しても、始める前に打ち消される
可能性は非常に大きいですから…

もしやるなら施設とは関係の無い第三者が介入するしか無いでしょうね〜。行政とか…




そして何より…
きっとリスク管理ならどこの施設の管理者も
行っていると思います。
委員会活動でもこのような類の委員会もあるでしょう。

それでもリスク管理が行き届かない現実です。






結局… 運営側は人手が足らない、集まらない…
極め付けに予算が少ないとかの理由で、新しい対策の
実行をストップさせてしまうのですから……………


私はいつもこのような理由で否定され続けています。
(~_~;)