我慢してまで生きたくない | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

今年に入り早くも3人の利用者を看取りました。


今年はかなり急ピッチです。





そんな中、さらなる看取りをとるだろうと思われる利用者…
糖尿病があり食事制限をされている…



そもそも看取りになるだろうと思われるのだから
三食の食事はほとんどすすみません。



元気な頃から糖尿病もあり、三時のおやつはお茶だけ提供していました。
いくら糖尿病でも三時のおやつくらい食べたって問題無いだろうと、医師(施設長)に相談した事もありました…
また三食の食事のカロリーを減らして、おやつを食べるようにできないかとも提案をしました。


それでも答えはNO……………
(-。-;



医師の判断なので私もそれ以上の事は、その時は言いませんでしたけど。

でも今更 摂取できない状態になってから好きなものを食べさせてと言われても もう遅いです……………
( ̄O ̄;)




確かにこれから先がある若い人たちには食事制限も必要でしょう〜
糖尿病は今では管理さえしていれば丈夫に生活できる病気ですしね。



高齢になり…
これからあと何年…
あと何ヶ月…
元気でいられるかわからない高齢者にとっては、本当につまらない余生なのかもしれないのに。



こういう事って結構介護施設では多いことだと思います。
まあ健康管理も施設としての役割だしね。
(´・_・`)

その利用者が元気な頃に私によく言っていました…
なんで食べることまで我慢しなくちゃならないのか。

好きな物を我慢してまで長生きしたくないと。




多分もう数ヶ月も生きられないだろうと思うけど
せめて少しだけでも甘い味を味わえてもらえたら良いと思います。