私のフロアの看護主任…
私が今の施設に就職してからの古い付き合いです。
その後、私が認知症棟に異動になり
その看護主任とは一緒に仕事することは無くなったのですが
去年の春からまた一緒に仕事することになりました。
何でもはっきり言う、怖そうな看護師です;^_^A
年齢は私より はるかに上ですが気が合いますね〜。
看取り介護についても私と意見が合います。
私も頼りにしていますが、私のことも頼りにしてくれています。
あるとき看取りの利用者が夜中に……………
「喉が渇いた…」
「水が飲みたい…」
「苦しいよ〜」
っと 今にも消えそうな命を振り絞って私に訴えて来ました。
(T ^ T)
もう嚥下状態も悪く、水分補給なんてできる状態では無かったので、私も凄く迷いました。
(; ̄ェ ̄)
もう…その状況を これ以上見ていられないです…
私はこの状況で苦しみを我慢させなくてもいいんじゃ無いかと判断しました。
夜勤看護師が巡視に回ってくる時間を見計らって、口腔ケアと、ほんの数滴(1〜2滴)の水を口の中に流し込んであげて、
水が気管に入るとマズイので体を側臥位にして看護師を待ち、一応口腔ケアと数滴の水で口の中を潤したことを報告すると、看護師も気持ち良く私の意見に賛同してくれました。
(T ^ T)
そして夜勤明けの朝に看護主任が出勤…
夜中にあった申し送り事項と、看取り利用者の口腔ケアをした事を報告すると看護主任が
「今後も続けて対応して欲しい」
「できればその他の看取りの利用者に対しても…」
そんな話し合いが看護主任と私との間で決まり
その日の夜勤から実施してもらうよう夜勤者に申し送られたそうです。
そこで問題が……………
((((;゚Д゚)))))))
一部の夜勤専従看護師から
「何でそんなに危険なことする必要があるのか…」
「誤嚥したらどうするのか…」
「吸引だって忙しくてできません」って言われたそうです。
(´・_・`)
結局夜間帯での口腔ケアは中止となりました。
(´・_・`)
申し送った看護主任も凄く嫌な思いをしたそうです。
喉が渇いたと訴えた利用者のために行った行動が
ちょっとだけ職員間のあいだを悪くしてしまいました……………
(; ̄ェ ̄)
看取りに対しては職員間でも様々な考えの違いがあります。
もう最期くらいは我慢させなくても良いと考える職員や、危険を避けてでも1日でも長く生きて欲しいと考える職員…
考えさせられます。
(´・_・`)