修行が足りない介護職員でした。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

今日はお馴染みのショートステイの利用者が入所されました。
その利用者は帰宅願望がすごく、5分おきに「私を送ってくださる?」と何度も言ってくる。
特に私が勤務している時は、何故か私だけ集中して言ってくるのです。
自分を特に慕ってくれるのは嬉しいのですが、さすがに一日中同じ事を言ってくると、かなり辛い。

何故自分だけに頼るのかと聞いてみると、何故だか分からないけどあなたにお願いしたいと…………(-。-;

仲間の職員に助けを求めても対応できず、結局私のところへついてまわるので、業務をしながら笑顔の対応。

しかし夕方の食事の準備、食介、下膳となると忙しくなり、その利用者だけに対応している訳にもいきません。
全ての利用者に公平に対応しないとならないし、食介の利用者もいますので。

余裕の笑顔でいた自分も次第に顔色も変わり、対応も横柄になってきているかも…………(-。-; なんて思ってきます。

接遇研修で偉そうな事言っちゃったしな~なんて考えたり。(-。-;

もう心の中でストレスとの格闘でした。

でも一日中、よく同じ事を言えるよなぁ~なんて感心したりして、まあ認知症だから今日ここに来ている訳なんですがね(´・Д・)」
認知症の理解、正しくしているつもりでしたが、まだまだあまかった(-。-;


今まで利用者同士どうしで依存する利用者は経験した事ありますが、職員に依存してくる利用者は初めてです。
毎回のことなのでなんとか楽しく生活できるように提供したいと思います。^_^