介護の接遇を考える② | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

昨日は「こんな介護職員には介護されたくない」について書きました。

今日は 「あなたは自分に介護されたいですか」 です。


このテーマ、凄く厳しい質問ではないでしょうか?
でも自分が自分を介護する事は不可能なんですがね、でもちょっと想像してみてください。



自分の駄目なところや、手を抜いているところ、横暴な対応など。
他の職員にはわからないようにしていても、自分に嘘はつけません。
自分に隠し事もできません。

自分に自信があれば 「自分に介護されたい」と言えるでしょう。



だって一番羞恥心も無く介護してくれるのは、やっぱりもう一人の自分だと思います。
自分の体のことを一番知っているのも自分。
心の悩みをわかってくれるのも自分。

でも自分自身が自分を介護する事は不可能ですよね。


もし皆さんが自分に介護されたくないと思ったなら、ここで普段の仕事について見つめ直してみませんか。

自分に介護されたくないと思ってしまうような介護は、利用者に提供しては不味いです。
自分が自分を介護しているつもりで、皆さんも普段から気をつけて仕事に励んで下さい。



ちなみに自分は自分に介護されたくないと思っています( ̄O ̄;)




どこの施設でも接遇に関しては、まだまだ意識不足なところが多いと聞きます。
皆さんの施設でも接遇に関して話し合う場を設け、最高のサービスを提供できるようになれたら、まだまだ日本の介護も捨てたもんじゃないと思います。