良い介護施設としての条件は? | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

良い組織、良い施設としての条件は色々あると思います。

福利厚生がしっかりしていること
離職者が少ない
組織としての序列が整っている

私がこの業界にきて最初にびっくりしたのが序列が整っていない。
仕事は遊びでは無いし利用者あっての介護施設です。利用者の生活や尊厳を守るために我々が優良なサービスを提供することが本来の目的のはずですが、友達感覚で業務にあたっていることがどうも気になります。

上司にはタメ口で文句ばかりを言う。同僚とははしゃぎ、利用者そっちのけの私語。後輩には見下した態度と…o(`ω´ )o

また職員育成についても積極的なものとは言えない施設もありました。
職員の育成は利用者に提供するサービスの基本でもあります。正しい知識や向上心を身につけさせることも施設の責任でもあります。
私が経験した施設は小さな法人なのでなかなか育成に積極的に取り組める状態では無いのも分からなくはないのですがね。

またこのような施設は私が経験、勤めている施設だけに限ったことではないでしょう。
介護技術、認知症の正しい理解、接遇マナー等を身につけていることは我々介護職しての当たり前のスキルです。
これらを学ぶと同時に我々はもっと介護事業所としての組織作りの充実を達成していかなければならないと感じています。




いい施設は職員の離職率も低い傾向にあると聞いたこともあります。また離職率の低い施設は良いケアが整っていると言えるでしょう。
この介護業界の正しいあり方は職員の質だけでは改善できません。
しっかりした経営理念、組織としての地盤を固めて行くことも今後は大きな役割として考えて行くべきでしょう。
微力ながらいま私は、組織としての改善を当施設に訴えかけて頑張っています。( ´ ▽ ` )ノ