昨日は神戸元町のスペースわにで行われた堀田義樹さんのキールタン参加してきました


義樹さんと初めてお逢いしたのは、今年の2月。
それもぬん先生の主催のキールタンのイベントでした
この時はまだキールタンの事をよく知らなくて、ただただ「キールタンを知りたい
」
という気持ちだけで、いろんなキールタンイベントを探しまくっていた頃。
あの頃の私は、マントラもあまり知らなくて、メロディに合わせて言葉を発するのに精一杯だったけど、それでも終わった後のなんとも言えな心地よさを覚えています。
そして、その後にインドに行かれた義樹さんにハルモニウムを買ってきて頂くことになり、届いたのが前回の古民家でのイベント直前
義樹さんのハルモニウムを見て一目惚れし、是非ともテーマカラーである赤いハルモニウムが欲しい
という私の強い願いを聞き入れて下さって、今回のインドでは程度の良い赤のハルモニウムがなかったという事で、わざわざ1からインドで作成して頂く…という何とも面倒くさい事を、嫌な顔ひとつせず(顔を実際見た訳じゃないですが 笑)してくださって、時間はとてもかかったのですが、今月初旬に私の手元に届いたのが上の写真のハルモニウムだったのです



新品のハルモニウムはもちろん初めてで、最初は音が硬くてなかなか柔らかい音を出す事が難しかったけど、それでも弾き続けていくうちにだんだん柔らかい音が出てくるようになってきました
そんな義樹さんが再び神戸のぬん先生のスタジオに来られるという事で、そりゃもちろん参加してきましたよ



そんなに足げに通っているわけではないのですが、ぬん先生のお人柄溢れるスタジオは、足を踏み入れるだけで優しい空気が身体にまとわりついてきます


わに…にちなんで(
)みんなで輪になって、私の大好きなガネーシャのキールタンから始まりました


まずはじめにOMを3回唱えたとき、そのハーモニーの美しさに身震い
ガネーシャのキールタンも、何とも言えないハーモニーが美しくて、鳥肌立てながら、声を出すときの喉のバイブレーションを感じつつ、周りのハーモニーに共鳴するあの感覚を全身で感じる…


実は先週の月曜日から風邪をこじらせており、それが長引いて今週の火曜日には咳が止まらず。
おそらく痰が出ようとしているのに喀出出来ない状態で、気道の閉塞感があり、動作時に喘息様の咳嗽が止まらず。
病棟を漁って1枚のホクナリンテープを見つけ、貼用したところ少し楽になったので夜勤明けで内科に走り、ホクナリンテープと去痰薬、気管支拡張薬と咳止めを処方してもらい昨日に挑みました(笑)
コデイン系の咳止めは、やはりかなり強力


驚くほど咳が治まりました
…キールタンに話は戻って(笑)
ガネーシャの次は、破壊と再生の神様のシヴァのキールタン
そしてマハーマントラと言われているクリシュナ
最後に私も大好きで、前のイベントの時にも歌ったキールタン
lokah samastah sukhino bhavantu
生きとし生けるもの、世界のあらゆるものが幸せでありますように~
義樹さんは一言、こう付け加えおっしゃいました。
そこに自分自身が貢献出来ますように~
あぁ…心に響きました。
マントラって、頭でその意味がわかっていても、心にはなかなか響いてきません
大好きなマントラのはずが、昨日、初めて私の心に響きました



私がキールタンのリードをする時、必ずこの言葉を付け加えようと思いました
このガネーシャ
めっちゃ可愛い~


これはよくある感じ(笑)
あまりシールって貼らないけど(笑)、可愛いガネーシャは私のハルモニウムに貼っちゃおうかなぁ~


障害を取り除いてくれるガネーシャ
私のやりたい事、伝えていきたい事に起こりうる障害を取り除いてもらうために~



…シンプル イズ ベスト…な私に反するような気持ちも捨てきれず…(笑)
しばらく考えてみます


義樹さんのキールタンは、優しくて居心地良い
柔らかな雰囲気
独特の空気感がある

私はまだ駆け出しで、声の出し方も満足に出来てなくて、ハルモニウムのキーボードを叩くのにも精一杯
ただ好きだから
それだけでキールタンをしている
やっぱりもっともっと勉強していきたいな
そして、みんなの心に響く何かを見出していきたい



キールタンはリード1人がするものではなく、参加している全ての人が主役で、一人一人のハーモニーがそのキールタンを生きている音にしていくんだ
そんな雰囲気や空気感が作れるように
みんなが優しく気持ちになれるような、そんなリードが出来るように頑張って行きたいなぁ~と、心から思いました



素晴らしい一夜でした























