休みと言いつつ、仕事を気にしながら動くのはやっぱり嫌なもんだ。まぁ、なんだ。そういう人間がいることで会社が成立っているんだということを、もう少し分かって欲しいと思ったりはする。




 それはともかく。




 恵比寿のブロカント・アンティークスが、名前も新たに代官山へ移るそうな。いや、動きやすいからありがたい。しかも、そのほうがデザイナーの方には良いような気がする。




 なんというか、今の形態だとやりたいことの半分くらいしか出来ていなかったように思う。新しくして様々な面を作ることにより、きっと面白いことをしてくれる。それくらいの気質と雰囲気があの方にはあるので。楽しみにして、オープンしたら早々にも足を運んでみようと思います。




 ところで、靴がまだ来ないなぁ……冬、終っちゃうよ。




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 今日は頼んでいたモノを引き取りに。遅ればせながらのクリスマスプレゼントのようなものです。人にあげるほうが好きなのですが、それはそれとして、今日は自分へ。




 個人的には、絶対に買うことのないと思っていたブランドであり、未だに違和感もあったりはしますが、様々なことを勉強してみると、「一度は通っておくべき道」であることに気付き、早いうちにこなしてしまうということで。




C O H-oyster


 時計です。ってそりゃ見れば分かるか。えーと、ロレックス・オイスターデイト・ref6694。なんというかクラシックなロレックスのど真ん中といいますか欠かせないもの。




 正直、ロレックスは嫌いです。というのも、現行で出ているゴテッとしているスポーツタイプの時計が、どれも好きになれない。エクスプローラーもGMTもデイトナも。あと、世間的評価も大嫌い。なんだろう、ロレックスの凄い面とか美しい面とかは全く見ないで、下らない部分だけで評価されてるように思えてしまう。辟易してしまう。




 けれど。昔のロレックス、本当に美しい。このオイスターデイトは1960後半か1970初半くらいなので、凄く古いわけではないけれど、端正に綺麗で、スマート。この周辺や、もっと前のロレックスは本当に美しい。だから一度通るべきと判断が出来ました。




 実際、時計の歴史や各ブランドの功績や、あるいはスタイルを勉強していくと、時計を語るにはロレックスは外せないし、ロレックスを語るには(良いことも悪いことも)ロレックスを通過するべきであるなぁ、と。




 ちなみにキャリバーは1225、完全な手巻き。ほんの少しだけダイアルに汚れはありますが、状態は決して悪くない。ベルトはメタルが好きになれないので、クロコダイルレザーに変えてあります。完全オーバーホール済み、動きも巻き具合もすごく良い。




 なんだかんだで、仕事だとこういう方がつけやすいよなぁ…ラフに扱えるし。水もそんなに気にしなくていいしなぁ。




 ということで。しばらく時計はお休みと思うけれど……すごく良い1930年代のがあるよのなぁ……。むー。




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 さて続いて。なんか今日はいろいろあったので、もう一つばかり。これは人へのクリスマス。




C O H-mountain1


 あー……でっかい筒が寝転がってますね。花火、じゃありません。でも花火並みにでかいよ。




C O H-mountain2


 中身はこんなん。広げられないので、部分的に。




 冬は寒い寒いなので、暖かいモノを。ウールとポリの混紡ですが、どでかいブランケット。濃紺に白のライン入り。




 プレイマウンテンにて。ランドスケープさんのオリジナルですが、これはすこぶる良いなぁ。柔らかくて軽くて、肌触りも良い。つか、自分用に欲しいわ。前の冬に買ったDIGAWELさんのは素敵なんだけれど、ちょっと固くて小さいのよな。使ってるけど。




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 待望のモノが仕上がってきました。それはまた後日で。




 素敵な仕上がりに、満足です。




 これはあらゆる動きの、第一歩になる。     arlequin




 

 世間的にはクリスマスっつーことで、なんやかんやで愉しいは愉しいんだけど。




 今日は職場でケーキを食べた。といえども、毎度のことながらケーキの調達は僕の担当であるのだけれど、今回は銀座は「ウエスト」さんにて。いや、老舗ですね。外せない老舗ですよね。




 美味しかった。久々に食べてみると、やはりこういういわゆる「洋菓子」という空気をたっぷりと含んだケーキは非常に良いものなのだ、と強く感じた。幾つか種類は買ったけれど、その中で僕が定めていた正解はモンブランでした。正解を食べたのは、僕ともう一人だけだったなぁ。




 って、妙なテンションなのは、やっぱり飲んでるからです。クリスマス瓶のグーテンカロルス(ベルギービールね)を飲んで、その後はオーストラリアのワインをガブガブと飲んでいる。甘くて、でもベタついてなくて美味しい。




 回るね、ワインは。




 明日も多分飲むから、飲み通しだ。




 まぁ、飲む権利くらい、あるだろ。




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 お菓子が好きな皆様、あるいは飴やそういう軽いモノが好きな皆様、もうこれは食べているでしょうか。食べていなかったら、明日、いや今すぐにでもコンビニに走ってください。発売以来、食べ続けている驚きのヒット作。




C O H-キャラメル


 やはり、カンロ。カンロの力は底が知れない。本当に味作りや空気作りが巧いと感心してしまう。




 メゾン・ド・コンフィズリーというシリーズで出てきた、「とろり、とけあう、キャラメル」。これが非常に、全く持って美味し過ぎる。




 やや固めのキャラメルの中に、ほろ苦くも甘いカラメルがたっぷりと入る。こういう袋菓子とは思えないほどに、もはや一つの菓子として成立っている。素晴らしく、完成度が高い。




 どことなくキリンの「世界のキッチンから」のパクリじゃねぇか、という声が聴こえてきそうではありますが、仮にコンセプトや方向性が重なっていたとしても、それを補って余りあるほどの製品の完成度がある。であれば、それはもはやパクリではなくて、オマージュでもあり、あるいはさらなる発展した何かであると思う。




 これは、是非とも次回作が期待できるシリーズ。なんとなく予想は立てているのですが、どうなるでしょうねぇ。




 お菓子好きな方、絶対に食べてください。たぶん、後悔はしない。




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 さてと。眠いです。飲むだけ飲んでるから、非常に眠い。




 時計が欲しい。自転車が欲しい。財布が欲しい。鞄が欲しい。って、結局物欲だらけになってきたこの頃が、なんだか微妙だ。




 ま、コーヒーを飲もう。     arlequin

 腰が痛い。じんわりと、とても痛い。痛いから腰を揉もうとすると、それはそれでビシっと痛い。流石に病院に行かないとマズイな、と思う。




 年が明けたら、そそくさと整形外科に行きませう。足は吊る、腰は痛い、肩は凝る、眼は疲れ眼。って、どれだけ満身創痍やねん、と。




 まぁ、そんな風に今の環境で年末を過ごすのも今年で最後と思うと、悪くないかとも思う。




 遅かれ早かれ。




 いや、早くしたいね。




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 モノが売れることが愉しいかどうか、と考える。




 売れないよりは売れるほうがそりゃ良いのだけれど、愉しいかどうかは話が別だ。




 量が売れれば愉しいってもんじゃない。ま、多くの人(売る側も買う側も)は量が売れることが大切だと思うらしいけれど、なんかそれって違う。




 相手と、気持ちや経験や感動を、そして喜びと幸せを噛み締めあえることが愉しいのだ。そうでなければ、人と人が接しあってモノを買う意味など、現代にはない。と、僕は思う。




 だからこの時期は、ある意味では好きじゃない。惰性で売れる感じが、嫌だ。でもそんな中でも、すごく愉しそうに、嬉しそうに、人にプレゼントする何かを求めて、最終的に笑顔でモノを買う人達は、好きだ。




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 帰り道に、寒空の下、いきなり涙が零れ落ちたのはきっと、ストレスが頂点に達していたのだと思う。




 僕が涙を流すのは決まって、発散する時な気がする。




 悲しくもないし、辛くもないし、怒っているでもない。




 ただただ、やり場のないエネルギーやイマジネーションやモチベーションといったものが、溢れ出ようとしては抑えられることでストレスに変わり、積もり積もったストレスが涙に変わるだけだ。




 きっと、僕は苦しいのだ。




 今が愉しい、と言えないことが。




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 春が恋しい。冬は随分好きになったんだけれど、やっぱり春が恋しい。




 シャツを着て、電車に揺られて、音楽を聴いて、本を読んで、飴を舐めて、遠くの地へ。




 何をするでもなく歩いて、何をするでもなく座って、何をするでもなく過ごす。




 そういうこと。




 春にすること。




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 予定していた忘年会の一つがナシになったので、どうしようかなぁと思案。




 別にそれはそれで家でぬぼーっと愉しんでもいいんだけど、なんかそれもね、と。




 騒ぎたいとは思わないんだけれど、しっとりと過ごせたらと思う。




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 色んなことを憶えて、色んなことを学んで、色んなことを知って。




 ずっとこうなのかな、と考えたりする。好奇心の塊りというか。




 同じように、好奇心に溢れる人に、もっと出会いたいと思う。




 あれやこれやと、話がしたい。     arlequin




 

 休みだというのに、朝っぱらから仕事に駆りだされるのは、本当にどうかと思う。いや、まぁ誰が悪いって言われると難しいけれど、正直「言わんこっちゃねぇ」って話だ。




 関係者の方がいらっしゃったら、すいません。単なる若者の戯言と思ってスルーしてくださいね。




 僕は日通の「ペリカン便」なるものを全く信用していません。絶対に使いたくないし、使われたくもない。それはやはり、様々なトラブルがあったからですが、今回もそういう話で。まぁ、いいか過ぎたことは。




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 仕事をザクザク終えて、INAXギャラリーの本屋へ。ここ一年くらい、お気に入り。なんだろうなぁ、無駄な本がないから欲しいジャンルの本だけをしっかり選べる。もちろん、もう少し物量が欲しいというのはあるけれど、来るたびに散財してしまう。




 その足でスターバックス。久しぶりだなぁ。買った本を読みながら、しばし時間を調整する。




 後、京橋はポスタルコへ。相変わらず、悪くない空間。ポスタルコが好きでないと意味はない空間だろうけれど、好きな人にはがっつりツボでしょう。僕は、好きだから良い。今更ながらアーツ&サイエンスとのメモパッドを買う。また、「いずれこれは買うぜ」というのも決める。あ、ポンチョも買わなきゃ。




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 昼過ぎ、先輩(つっても、もう違うよなぁ)と待ち合わせ、グダグダと昼食。まぁ最終的にはいつも同じような結論になるわけだけれど。それにしても、まともな人と言葉を交わすのは非常に有益で愉しい。




 その足で、某ショップへ。あれやこれやと考えていたにも関わらず、思わぬ伏兵に心が揺れる。




 結果、思わぬ伏兵に身を捧げることとなる。一生、自分には縁がない(早い話が、好きじゃない)モノだったにも関わらず、最初で最後で唯一の、と思いながら。




 しばらくは、熱を冷ますことになります。少なくとも1年は丸々抑えないとね。




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 欲しい本が、見つからない。うーん、絶版だから仕方がないけれど、5000円の本を数倍の値段で買うのも嫌だしなぁ……。どこかで見つからないものかしら。




 出来れば2冊欲しいし。




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 ということで、年内にはまた面白いモノの更新が出来ると思います。ベタで王道でつまらない選択だけど、通らないことには語ることも出来ないモノ。




 ギターで言えばマーティンがそれにあたり、洋服で言えばブルックスやラルフローレンがそれにあたり(ここは難しいけど)、メガネで言うと白山やアランミクリか。




 あー、冷麦食いたい。     arlequin

 何かに興味を抱いて、何かを知ろうとして、様々な方法はあるとしても、懸命になって物事を学ぼうとしている姿は非常に素敵だ。人は環境に慣れてしまうと、そういうことをしなくなる。新しいことを知ろうとしなくなる。そんな姿は非常に醜い。




 常に新しいことや、面白いことを知ろうとしないのならば、もうその場にいるべきではないと思う。なぜならそれは決して安定ではなく、単なる惰性に過ぎないからだ。




 僕は少しでも、知ろうと思う。知りたいと思うし、知るべきだと思う。それがたとえほんの少しずつであろうと、毎日の積み重ねをしたいと思う。




 時代錯誤なのかもしれないね。




 でも。




 時代錯誤すら出来ないことは、本当に悲しいことだなぁ、と思ってしまう。




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 普段はこんなのはまず買いません。もっとシンプルで、もっとオーソドックスな形にします。でも、どうしてか素敵。




C O H-rtbg


 フレームが、二つ。ウェリントンほどではないけれど、ほどよく丸みを帯びてどこか田舎臭い感じがして、そこにオレンジのカラーリングがとても愉しいフレーム。いかにもデザインチックで流線型で、女性的な空気感が漂うけれど、そこにブルーグレーの色味が硬質感を与えてくれているフレーム。




 どちらも、中古です。リサイクル、とでも言いましょうか。




 狙っている型とはまた違ったんですが、せっかく入荷した時に店に行けたので、「うぬぅ……ふぬぅ……くはぁ……」と悩むことなど一切なく、即決で買っていました(笑)。




 サイズが大丈夫か不安な面はありましたが、調整さえすれば問題はなさそう。レンズは勿論変えないと度が合わないので、近々レンズ屋かどっかで変えます。




 オレンジのほうは案外普通にかけれる。野暮ったさ全開に見えるけれど、シンプルな格好のときにこのメガネならとても面白いと思うし、アクセントに出来る。こっちはミクリ。




 ブルーグレーの側は、少し難しい。すんなりと収まるものの、合わせ方がイマイチ思いつかない。でもアレかな、コーヒー淹れる時にこんな雰囲気だと、面白いなぁ。イメージは悪くない。こっちはウォルフガング・プロケシュ。




 それにしてもねぇ、この二つを破格で買えたこと自体が嬉しいですよ、はい。嫌なことばかりの一日だったけれど、これだけが救いだったわ。




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 なんだかなぁ。今月は非常に早い。さて欲しい時計もなんとなく定まってきて。




 ポルトギーゼはもう少し先におくとして、やはりアンティークオメガに落ち着きそうです。




 くく。




 愉しみでっせ。     arlequin

 よく最近「元気がない」とか「なにやら機嫌が悪いのか」と言われる。確かに決して元気に溢れているわけでもないし、抜群に機嫌が良いわけでもないけれど、違う。




 別にそういうわけではない。ただただ、ひたすらにどうしようもなく、「つまらない」だけなのだ。




 分かりやすい人間だから、面白く愉しい時と「つまらない」時の差は激しい。もはや弁解のしようがないくらいに態度も違うし、言動も異なるし、そもそも「つまらない」時は表情を変えない。




 今唯一愉しいのは、尊敬できる人の技術を見たり話を聞いている時か、僕のところにわざわざ来てくれるお客さんと話す時だ。それ以外の瞬間は、本当に「つまらない」。




 そんな心持ちで、やる気なんてそりゃあ出ないよね。大切なことを見失っているところで仕事をするということは、本当に本当に、下らないことだ。だからもう、僕は頑張らないことに決めている。




 それでもせっせと動く。動いて事はこなしながら、頭では違うことを考えている。コーヒーや時計や音楽や文章や洋服や雑貨や、様々なことを。どうしようもない瞬間でも、そのどうしようもなさを何かに置き換えることにより、まあそれなりに意味のある時間にすることは出来る。




 そうして日々を過ごす。なんて不健全で不毛な生活なんだろう。




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 ということで、今月の本達の追加。ひとまずはコレで今月はオーケー。




C O H-books2


 怪しい本が一番上に(笑)。まぁなんといいますか、もう少し構造的に時計を知るべきだということで。キャリバーがうんちゃらとか、ブランド的なこととか、あるいはモデル的なことはそこそこ入ってきたけれど、まだまだ時計そのものの知識が足らないってこって。




 のめりこんでるなぁ。今何が欲しいって聞かれれば、間違いなく時計って答えるものなぁ。うー……欲しいよぅ。




 クウネルは毎回なんで。今回はパリ特集。こういう時って写真とかは面白いし記事も素敵なんだけど、いかんせん現実にあんまり反映出来ないのだよなぁ…。




 スープの本を2冊。




 あためぐみさんの『たっぷりおいしい スープBOOK』はもの凄いオススメです。どれも美味しそうだし、レシピも分かりやすいし、何より出来上がりだけでなく途中経過の写真も載せているのが良い。料理本って完成形も大切だけど、リアルに作ろうと思うと、「途中がこれでいいのか、そもそも」とか思ったりもするんですよね(笑)。




 南風食堂さんの『スープの本』は、ずっと欲しかった一冊。これはもう何がって雰囲気が素敵なんです。それ以外の何者でもありません(笑)。絵本とかヴィジュアルブック感覚ですね、はい。でも実際に載っているスープも当然美味しそうですよ。




 冬です。寒くなってきました。スープの季節です。皆さん、たっぷり作って、ほっこり楽しみましょう。




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 見れていなかった、青木良太の情熱大陸を改めて見る。やっぱりね、面白い人です。好き放題に陶芸を愉しんでる。その姿が何よりもカッコイイし、素敵だ。そしてその手から生み出される命が、もっと僕に感動を運んでくれる。




 あぁ、どうしてだろう。歌いたい。




 大きな声で。




 想いを乗せて。




 空に向かって。




 遠くへ。




 ずっと。




 遠くへ。     arlequin

 僕はたぶん、すごく迷惑をかけている。今の場所に、僕がいる意味はないし、無意味な圧力をかけてしまっているようで。




 温度差。




 そういうことなんだと思う。どういう方向性に重きを置くのかという観点において、とてつもない温度差を感じる。




 無難に生活できればいい。それも一理だとは思う。




 僕は、愉しく、生きたいなぁ。




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 朝起きると、滅法体調がすぐれなくて、昼過ぎまで何も出来ないままに寝込んでしまった。その後に少しだけ本屋へ。コーヒーとか時計の本を見よう、と。




C O H-books


 とりあえず今月の三冊。あと数冊足されますが、ひとまず。




 ソニアさんのショッピングマニュアルはもうあらゆるサイトやブログで書かれていますけれど、一応この3で完結とのこと。まぁ、十分だよねという感じもありますし、次出すなら確かにスタイルを変えてくれたほうが面白いので、そうだろうな、と。




 中身はいつも通り。「少しマニアックになりました」みたいになってるそうですが、その辺はそうでもない。「あぁ、そうですよね」ってところが多いし、「うんうん、いいよねコレ」というものばかりだし、実際に常に使っているモノがじゃんじゃん出てるし。




 でも、こういう風に纏めてくれるとすごく便利だよなぁ、と思う。飽きのこない構成だし、確かに「うわぁ、これは素敵だなぁ」って憧れることも多いし。




 気になったのは…「アーツのジャケット」はまぁやはり定番で欲しいなぁと感じる。あんまり格好良くてしびれたのは「SLのジャケット」、最高に格好良い。こんなの着てたら、まず惚れるよね。他の服は大概「そうだよねぇ」というモノばかりでした。




 ルクルトのレベルソは個人的にはあんまり好きではないけれど、良い時計だなぁと思う。IWCのポルトギーゼはやっぱり格好良い、IWCで欲しい時計の一つ。というか、次に欲しい高い時計は実はコレです、色もドンズバ。いつになるかなぁ、たぶん2年後くらいかなぁ。




 ドゥ・ラ・メールのバームと、オープンのテープカッターは早々にも欲しいなぁ。あ、そういえば載ってる加賀棒茶は本当に美味しいので、是非お試し頂きたい品。




 てなところで。次の本は、平松さんの本。贈り物の本なんですけど……ものすごく素敵。




 載せているモノのチョイスも良い(やっぱり御馴染みのが多い)けれど、それ以上に本のコンセプトというか空気が良い。季節ごとにわけて、その季節のモノや言葉を綺麗に紡ぐ。そしてモノと文章と図形が並ぶ。うーん……とっても総合的な本だ。僕が好きなタイプの本。




 もう一冊は、紅茶の本。なにやら外国人の方が書いていて。これまで紅茶の本ってピンとこないものが多かったんです。「こう淹れましょう」とか「どれが美味しい」とかかかれていても、「なんかイメージがわかないなぁ」ってずっと思っていて。現実的にも淹れてみると「なんか違うよ」と思っていて。




 そこでこの本は革命的でした。まるでコーヒーを今までメリタ一筋で分からないまま淹れていた人間が、急にコーノに出会うような感覚。




 装丁や中身の構成、あるいは出てくる(さりげなく写真に出てくるモノ)品々がどれも格好良くて。「あぁ、ようやく納得できる紅茶の本に出会った」という感じでした。やる気が出てくる。




 と、こんな趣味の本ばかり。家に戻って本棚を眺めると、「いや、マジで本を買いすぎだよね」と思ったりする。総額でいけば、平気でクルマも良い時計も買えてしまう。……うーん、どうなんでしょうね。




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 コーヒー。もっと美味しくなった。セミナー効果かどうかは怪しいけれど、様々な実験が実を結んでいるようだ。淹れることも愉しくて仕方がない。




 それに比例するように、コーヒーの味のためにカフェに行くことはなくなっている。カフェに行くのは味じゃなくて、空気や場所、そしてヒトが愉しいから。まぁ、元からカフェってそういうもんだろうけどさ。




 もっと色んな人に自分のコーヒーを飲んで欲しいと思ってしまうのは、病気だろうか。     arlequin

 すいません。

 僕は、僕自身が、どうしようもなく、好きです。

 大好きです。

 笑って生きたい。自分と、自分の好きな人と、自分の尊敬する人と、大切に思える人と、笑って生きたい。

 ずっとずっと、それしか考えていないみたいです。

 それ以上も(例えば偉くなったり、金持ちになったり)、それ以下も(例えばどうしようもなく死にかけたり、涙したり)なりなくない、したくない。

 僕は君が、大切だと思います。

 僕はあなたが、大切だと思います。

 僕は僕を、大切だと思います。

 きっと、何でも、出来る。

 笑おう。

 幸せになろう。

 そうだ。

 生きよう。     arlequin
 結構ほぼ毎日つけているバセロンですが。仕事でなくて完全にカジュアルな格好の時は、やはり他の時計を付けたりする。すると、なんだかんだで気分が違うことが分かる。

 どちらが優れているとかではなく、それぞれが趣の違う空気を纏わせてくれる。

 いくら高価で紳士的な時計を買ったとしても、やはり状況によってはGショックを付けるでしょうし、アンフィニィさんも付けるでしょうし、あるいはまた他をつけることもある。

 結構、「~が好き」という人にありがちな気はするんだけど、意味のない偏りはつけたくない。

 確かに一流の時計ってのは素晴らしいと思うし憧れるし、ステータス性も高いとは思うんだけど、例えばそれをコドモの運動会でこれから一緒に砂にまみれようぜ、という人がつけているのはなんだか違うように思う。それに耐えうるようなものとしても。

 どんなに240双のコットンで織られたドレスシャツが美しくても、それを肉体労働をしようって時に着るのはナンセンスだし(むしろカッコ悪いと思う)、いかに高貴な空気が漂うマイセンの陶器だろうと、それを0歳児の赤ちゃんに使うのは多くの意味で適切じゃないし、どんなに優れたペンであろうと、それを美術品に囲まれた中で荒々しく使うのはどうかと思う。

 TPOって言葉はあんまり好きじゃないんだけど、現実問題としてはそれは重要なんだと思う。

 つまり。

 やっぱり色んな要素を生活には取り込みたいよね、ということで。クラシック、モダン、カジュアル、ドレス、ロック、ポップ、保守的、前衛的……どれか一つでドカーンなんてつまらない。それぞれに適した状況と環境に、うまく多くの要素を織り交ぜながら愉しみたい。

 服飾や雑貨だけでなく、あらゆるジャンルに通じることだと思う。ね。

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 今日は代々木上原へ。

 コーヒーはもう十分に淹れられるし、一般的に愉しむくらいの知識も経験もあるけれど、「それでもセミナーとかって経験しておくべきよなぁ」ってことで、堀口珈琲のセミナーへ。

 せっかく代々木上原なんで、久しぶりにハリッツへまず寄る。相変わらずふんわりしたドーナッツが最高に美味しい。カカオオレンジがヤバイ。雨が降ってきていたのにお客さんが絶えなくて、やっぱり「真面目に、本気でやろうとしているお店は、不況とか関係ないよなぁ」と改めて感じる。だって、そういう店ではお金を使ってしまうもの、実際に。


 ということで、セミナー。

 まぁ、こう、なんというか、ねぇ。

 新しい情報や知識や技術やそういう何かが得られるかというと、はっきり言って皆無なんだけれども。一つ経験としては、悪くない。少なくとも、セミナーを受けてみないことには、セミナーそのものに意味があるのかどうか、の議論に口を挟むことが出来ないから。

 しっかり分析してみると、「セミナーで学ぶことは、独学で十分学ぶことが出来る。ただし、そこにかける労力やお金や時間というものを、セミナーという場を使うことにより、少しばかり軽減し楽にできる」ということだろう。

 それはビジネスのセミナーも一緒だ。本気で文献や事例や企業データや経済の流れを汲んで勉強し、様々な現場を見ながらケーススタディを考えることにより、ぶっちゃけビジネスセミナーなんかで語られることなんて総て学べる。でも、それをする時間と労力があるかという問題。

 僕のようにまだ若い人間は、その時間も体力もある。学生の頃から大真面目に多くの視点から物事を考えたいと思い、実践していれば正直今更ビジネスセミナーに行こうなんて気は起こらないし、現実的にそこで話されるような事柄はほとんど分かっている。コーヒーに関しても同様な具合だったということで。

 ただ、例えばそこの時間を短縮する必要がある(年齢的な問題やプロセスに対する価値感の違いや、あるいは何らかの理由によって)人や、自分だけでは動く自信や方法、若しくはそういう経験がない(方法が分からないとも言える)人にとっては、セミナーってのはもの凄く素晴らしいのだと思う。

 プラスして、応用的な側面を見ていくと、例えば「一気にたくさんのコーヒー豆に触れることは個人レベルでは難しい」とか「様々な条件、環境、人のコーヒーに出会いたい」とかそういうことを考えると、それはそれでセミナーの意味というのが格段にアップするように思う。って、そこまで何かを思いながら受けてる人はあんまりいないだろうけれども。

 てなわけで、無駄なこともグダグダ感じながらセミナーを受けていました。

 概ね、なんだかんだで愉しいもんなので、あと幾つかセミナーは受けると思います。カッピングとブレンディング、ロースト、くらいまで。

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 知的好奇心、と呟く。

 個人的に思うんだけど、知的好奇心ってすごく素敵だと思う。それがいかなる形(外向的でも内向的でも)だろうと。

 僕はあんまり自分から「コレがこうなんです!」と人を前にしては自分から語れない(否、語ろうとはしない)んだけど。…あ、ブログは別ですよ。これはそういう主旨でやってるから、書けるわけで。

 語ろうとは思わないけれど、聞かれたら全力で答えるようにしている。その面を見ると「なんだよ、結局語りたいんじゃねぇか」って思われがちなんだけれど、そういうことでもない。

 なんというか、その目の前にいる人がなんらかの好奇心を抱いて、物事の疑問を抱いているならば(もちろんそれが、世間話や場の繋ぎのためなら別として)、僕の持ちうる情報や知識や経験や、それにまつわる考え方や多様性や問題点など、伝えられることは総て伝えたいと思ってしまう。

 それを何処まで受け入れるか、考えるか、必要とするかはその人が決めればいい。聞いて全部いらないと思えば総てを忘れ去ればいいし、何かが必要だと思えばその部分だけ残せばいいし、多くが必要ならばもっと突っ込んでくれればいい。

 だからこそ、そういう知的好奇心を言葉でも行動でも、文章でも図でも、手段はともかくとして現す人が好きだ。

 そういう人には、僕は時間とか体力とか、そういうものは関係なくいつでも多くを差し出したいと思う。

 というような思考は、あまり周りからは理解されないのがネックだけれど。

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 あ、そういえば宝くじ買わなきゃ。

 当たるとは思わないが、買わないことには夢も見れない。もともと莫大な利益を生み、さりげなく多くの人から搾取をするために計算されつくして出来ている宝くじとはいえ、ごく一部当たる人がいるのも本当なので。

 当たったら仕事を辞めるという人がいるけれど、多分僕は辞めないなぁ。やりたい仕事をやる、という風にはなるだろうけれど。一切をやめて遊んで暮らしたい、とは思わない。

 一等、とかはいらないんですよね。二等とかでいい。

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 てか、今日はカフェイン摂りすぎ。

 セミナーでも皆が捨てる中、僕は総てを飲み干していたし、その後に兄の家で2杯飲み、さらには自宅で実験と称して2杯飲んでいる。明らかにオーバーカフェイン(そんな言葉ないか)だ。

 あー、コーヒー淹れたい。     arlequin

 

 えーと、酔っ払いです。思いっきりワインをかっくらっておりますゆえ、ちょっとフワフワしております。他のアルコールは案外いけるんだけど、ワインにはからっきし弱いのよね。




 じゃあ飲むなよって話ではあるんですけれど、ジンジャーエールやコーラで割るとめっきり大好きなんですね、はい。一瓶丸々空けている今日。




 ふふ。




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 今日は先輩とライブのCDを聴きつつ、渋谷にオープンしたギャラリーショップDoへ。目黒はクラスカから飛び出して、また愉しく。




 ラインナップは小さくしたDoといった感じで。やっぱり目黒の方が面白いけれど、アクセスがしやすい渋谷ってのは便利かもしれない。パルコ凄いなぁ。




C O H-do


 ということで、wakako ceramicsのタンブラー(花瓶って言われまくったなぁ、周りに)。相変わらず素敵な器をおつくりになる。本当は白以外も上手な人なんで、青い作品なんかも見たいんだけどなぁ。




 で、ついでって話でジェネラルストアへ。




 なんやかやと愉しい店ですが、ついに手を出してしまいました。




C O H-gs1


 ユニオン・サプライのシャツ。オックスフォードのボタンダウン。定番で出ているのよりも厚めの生地で、ちょっとキナリがかった色味。ボタンは分厚い貝ボタン。




 いやね、ずっと良いよなぁとは思っていたんですが。手を出したら、また大変そうだからしてなかったんです。digawelがありましたしね。




 ただ、定番は随分買ってあるものの、やっぱり安全パイは確保しておきたいなぁと思い、良いのを漁っていたのも事実。バギーを筆頭に、ソーイシャツとか、ブラックコムデとか、それこそブルックスや、他にも普段は手を出さないところも候補でしたけれどもー。




 いざディテールや空気感を比べると、やっぱりユニオン・サプライが良い。すこぶる良い。定番もそうだけど、このシリーズはさらに素敵。




 縫製も巧いし、形も綺麗。カフと前たてが太いのが不満だけれど、そこは慣れでしょうし。




C O H-gs2


 ガジェット仕上げの裾。しかもきっちり捲るように着いてます。Gの赤い刺繍いり。貝ボタンはオリジナルの3つ穴。コレ、理想的です、汎用としては。三点で抑えることで付きもしっかりしますし、アクセントにもなる。四つ穴の千鳥掛け並みに良い。




 しかもコレ、ポケットが玉縁仕上げなのも好感。しかも端のステッチは同じく赤。うーん、そそるポイントばっかりだな。




 裾のラウンド具合は好みが分かれそうだけど、個人的にはサイズさえチョイスを間違えなければ問題ないかな、と。




 このシャツ、しばらく買い続けます。定番の形も含めて、かなり気に入りそう。




C O H-gs3


 こんなシャツも作ってしまう。ネップ感満載のヘリンボーン。すごく柔らかい質感と色。襟は極小の上に、キナリのヘリンボーンで裏を。あれまぁ、良いですねぇ。ボタンは四つ穴ですが、茶色に後染め。




 ユニオン・サプライの良さって、価格ですよ。恐ろしくお手ごろ。縫製や素材を考えると、もう少しとっていいはず。アウターなんかも同じ。ちなみにレディスが先行のモノなので、無論女史も是非。レディスの方がバランスがさらに良くて素敵なのだよなぁ。




 今、女子に着て欲しい服、トップ5に入るな。ユニオン・サプライ。




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 あ、それで始めようと思うブログというのがですね。結局モノブログではあるんですが、なんというかもっとカタログ的というか、しっかりと纏めてみようかな、と。




 ソニアさんのマニュアルも3が出ることですし。そんなのに便乗して、自分なりのマニュアルというか、手に入れるべきモノみたいなのを、数を決めてブログにしてみたいな、と。それだけのための、ブログ。他は書かない。




 数を悩みどころで、100じゃ正直少ない。300…って多い気もする。うーん……でもソニアさんも300挙げれてるわけだし、出来ないこともないよなぁ。じゃ、300。




 ということで、モノのチョイスが終わり次第、ブログ作ります。そのときは見てやってくださいねー。




 一年くらいかけて出来あがることになるのかな。うん、愉しみ。     arlequin