雪組さんちょっとお久しぶりの観劇です。
調べてみたけど、
「20世紀号に乗って」が最後かな・・・。
全然観てないじゃん(笑)
かろうじてきわちゃん（朝月希和）の前の雪組時代を観てたんだね。
いつだかの咲奈（彩風咲奈）とのダンスシーンが「この２人合うな」
と思ったのはその頃の作品だったんだと思うと
咲奈が花に異動したきわちゃんを呼んだのかもと思うと
なんともほっこりする話。
さて。話は戻りまして蒼穹の昴。
すみません。私活字が苦手でして、
原作を知らないし、予習の為に原作を読もうなんてこれっぽっちも思わないもので
今回も予習なしで参りました。
それなのにクリスマスマーケットでホットワインいただいて来るなんて
「それは爆睡案件なのでは？」と同行のNaoちゃんも私も思っていましたが
最後までしっかり楽しむことができました。
ということで感想に入りますが、
パンフも買わなかったので配役表だけを見ながら振り返ります。
トンチンカンなこと言っていたらごめんなさい。
まず咲奈の梁文秀。
彼はいいとこのボンボンなの？
何せ隣のあーさ（朝美絢）がボロボロ、周りの官史たちも暗い色の衣装の中、
1人赤だの白だの(笑)まぁ主役なんでいいですけども。
しかし官史の正装？でさえ目立つスタイルの良さよ。
カチャ（凪七瑠海）も顔小さいけど、バランスで言うとやっぱり咲奈がピカイチ。
そりゃ女官たちもキャーキャー言うよね。
ただ気になったのが歌。
歌うまい方だと思うんだけど、今回の曲かなり張り上げないと歌えないキーなのか、
喉痛めないか心配になりました。
李玲玲のきわちゃん。
元々出来る子だったけど、集大成だから？セリフも聞き取りやすく
歌は澄み渡って本当に可愛かった。
ずっとボロボロ衣装がかわいそうなくらい。
役名の「りんりん」を呼ぶ咲奈がなんかほんわかして素敵なカップルだった。
李春児のあーさ。
好演でしたね。宦官になってからラストまで、
ずいぶん柔らかい役作りだったのはやっぱり切っちゃったから？(笑)
宝塚もそんなガッツリ説明するようになったんだね・・・宦官。
京劇大変だったね。
順桂のそらくん。本当にこの人すべてに置いて安定。
歌も心地よく、セリフも重厚感があっていい。
なんかどうにかできんかったかなってラストだったけど、
この時代って仕方なかったのかな・・・。
王逸のまみちゃん（一禾あお）
今回初めて存在を知った子だっただけど、
新公メンバーだよね。見せ場もあって美味しい役。
李鴻章のカチャ。
後で触れるけど、今回の専科さんたちの使われ方は尋常じゃない。
カチャ、観るたびにシメさん（紫苑ゆう）に似てきてて
昔は苦手なタイプだったんだけど全然観れるようになった。
さすがの安定。
光緒帝のあがたくん（縣千）
後ろの方にいるときから可愛いなと思っていたあがたくんが
ここまで上がってきたの嬉しい。
歌とかどうなのかしら？今後も応援していきたいな。
ミセス・チャンのあやちゃん（夢白あや）
次期トップおめでとう！！
異動してきてでしょうねって感じだったけど
ナマでしっかり拝見したけどこりゃトップだわね。
スタイルもいいし、咲奈との相性が楽しみ。
譚嗣同のすわっち（諏訪さき）
いい人～。身代わりで死んじゃうの辛い・・・。
もう10年目くらい？成長だ～。
岡圭之介のあす（久城 あす）
あす、いつの間にか上級生に。さわやか日本人だった。
黒牡丹のるいちゃん（眞ノ宮 るい）
配役見るまで誰かわからんかった！！
すごいいい役！
雪、男役安定だね。
さ、問題の専科さんですよ。
今回なんなんでしょう。
それだけ壮大な作品だから？人数足らんから？
私は「専科終了」か「大量退団」を心配してしまいました。
定年制はなくなったのかな？と思っていたのですが
ここにきて不安要素。
それに最近、各組の組長副組長が短期な気がします。
大変な役目だと思いますが、組子にとってやっぱり大事な存在だからこそ
長くいてほしいと思います。
専科終了で各組に振られるのか。でも年齢的に辛いか？
退団？困るわという感じです。
カチャの全ツ主演も何を意図しているのか。
早く答えを出してほしいです。
そんな専科さん。
まずは西太后のひろさん（一樹千尋）
星組時代からのファンです。
踊っても歌っても素敵なひろさん、西太后素晴らしかったです。
楊喜楨のハッチさん（夏美よう）
いい人なのか悪い人なのかどっちなの？と思ったらいい人だった。
でわかった途端殺されちゃった・・・悲しい。
ハッチさんの歌声も好き。ちょっとちなつ（凰月杏）に似てるの。
白太太のいっちゃんさん（京三紗）、伊藤博文のゆうさん（汝鳥伶）
栄禄のまりんさん（悠真倫）安定すぎます。
そしてフィナーレ。
男役の扇の場面、かっこよすぎます。
どこ見ていいかわかりません(笑)
デュエットダンス、幸せそうな2人にほっこり。
2022年観劇納め。
大満足の蒼穹の昴でした。