UK Chart 5/3
Single Chart
1(5) : Espresso / Sabrina Carpenter
2(1) : Fortnight / Taylor Swift f. Post Malone
3(2) : Too Sweet / Hozier
4(6) : Beautiful Things / Benson Boone
5(7) : I Like The Way You Kiss Me / Artemas
6(16) : A Bar Song(Tipsy) / Shaboozey
7(8) : Lose Control / Teddy Swims
8(-) : I Can Do It With A Broken Heart / Taylor Swift
9(10) : Austin / Dasha
10(4) : Down Bad / Taylor Swift
18(21) : Good Luck Babe / Chappell Roan
アメリカはペンシルバニア州Quakertown出身の女優、シンガーのSabrina Carpenterの「Espresso」が1位に輝いています。
Sabrina Carpenterは2011年に女優としてデビューして、2014年にシンガーとして「Can't Blame A Girl For Trying」でデビュー。2021年にIslandレコードに移籍して「Skin」が全米Hot100に始めてランクイン。2023年には「Feather」がヒットして注目を集めて、間髪入れずのシングルが「Espresso」でした。
Chicの「Good Times」のカッティングギターのリズムを使ったナンバーではDoja Catの「Say So」がありましたが、この曲もリズムが心地良いダンストラックで、キャッチーなメロディとNintendoが登場する歌詞などが人気となってSpotifyなどStreamingsで一気にブレイクとなりました。
TVや映画で活躍した女優からシンガーという流れはAriana Grande、Selena GomezやOlivia Rodrigoなど増えつつありますが、Sabrina Carpenterもその一人として活躍しそうです。
Espresso / Sabrina Carpenter
6位にはアメリカはバージニア州Woodbridge出身のシンガーソングライターShaboozeyの「A Bar Song」が入っています。Shaboozeyはラッパー、ヒップホップ側でのアーチストですが、今回はカントリーということで、Beyonceの「Texas Hold'em」やDashaの「Austin」といった他ジャンルからのカントリーという流れが流行しています。
A Bar Song(Tipsy) / Shaboozey
8位には1アルバム3曲の縛りから漏れていたTaylor Swiftの「I Can Do It With A Broken Heart 」が入っています。「Fortnight」「Down Bad」とこの曲がStreamingsでも上位につけています。
I Can Do It With A Broken Heart / Taylor Swift
Album Chart
1(1) : The Tortured Poets Department / Taylor Swift
2(-) : Nonetheless / Pet Shop Boys
3(4) : The Highlights / The Weeknd
4(6) : Guts / Olivia Rodrigo
5(-) : All Born Screaming / St Vincent
6(-) : Jess / Jess Glynne
7(-) : The Big Decider / The Zutons
8(3) : Cowboy Carter / Beyonce
9(7) : Stick Season / Noah Kahan
10(8) : 50 Years Don't Stop / Fleetwood Mac
13(Re) : Bewitched / Laufey
22(-) : Boy / Luke Hemmings
26(-) : Partynextdoor 4 / Partynextdoor
34(-) : Hyperdrama / Justice
Taylor Swiftの『The Tortured Poets Department』が2週目の1位を獲得しています。
2位にはロンドンで結成されたポップユニットPet Shop Boysの15枚目のアルバム『Nonetheless』が登場しています。80年代ブリティッシュインベイジョン終盤に登場して、現在まで活躍し続けるのは凄いことですが、音が全く色あせない、独特の切ない感じのメロディが良い感じです。15枚全てTop10に入れているのも凄いことです。
Dancing Star / Pet Shop Boys
■ Pet Shop Boys 15枚のアルバム
1: Please 1986年 全英3位、全米7位 「West End Girls」（全米1位）収録
2: Actually 1987年 全英2位、全米25位 「What Have I Done To Deserve This」（全米2位）収録
3: Introspective 1988年 全英2位、全米34位 「Domino Dancing」（全米18位）収録
4: Behavior 1990年 全英2位、全米45位 「Being Boring」収録
5: Very 1993年 全英1位、全米20位 「Go West」（全英2位）収録
6: Bilingual 1996年 全英4位、全米39位
7: Nightlife 1999年 全英7位、全米84位
8: Replease 2002年 全英7位、全米73位
9: Fundamental 2006年 全英5位、全米150位
10：Yes 2009年 全英4位、全米32位
11: Elysium 2012年 全英9位、全米44位
12: Electric 2013年 全英3位、全米26位
13: Super 2016年 全英3位、全米58位
14: Hotspot 2020年 全英3位、全米100位
15: Nonetheless 2024年 全英2位、全米-
5位にはオクラホマ州Tulsa出身のシンガーソングライターSt.Vincentの7枚目のアルバム『All Born Screaming』が入っています。2014年の『St.Vincent』からメディアの選ぶベストアルバムに選ばれていて、今回もMME誌★4、Rolling Stone誌★4、Pitchfork誌7.8/10、Metacritcsが89/100と高い評価を受けています。今回は「Broken Man」「Big Time Nothing」のようにNine Inch Nailsのようなインダストリアルロックを意識した作品が印象的です。
Broken Man / St.Vincent
Big Time Nothing / St.Vincent
6位はLondonはHampstead出身のシンガーソングライターJess Glynneの3枚目のアルバム『Jess』が入っています。過去2枚は1位を獲っていて、それぞれシングルヒットも生まれていましたが、今回はどちらも微妙な感じになっています。とはいえソウルフルでパワフルなボーカルは健在です。
Enough / Jess Glynne
7位はリバプールで結成されたインディーバンドThe Zutonesの4枚目のアルバム『The Big Decider』が入っています。クラシカルなロックの雰囲気がある「Creeping On The Dancefloor」などが収録されています。