この春はMariah Carey、Madonna、Leona Lewisといった女性ボーカルにKooks 、Duffy、Foals、The FeelingとUKのイキの良いアーチストがズラリとリリースしているのにも関わらず、まだ1枚も買ってないんです。なかなかチェックする時間が無かったりするのですが。。でも一方でしっかりと買ってたりするアルバムがあります。一つは宇多田ヒカルの『Heart Station』。そして最近聞きまくっているPerfumeの『Game』なんです。
邦楽も時々聞いたりするんですよ。
ということで洋楽チャートマニアの聞いた最近の邦楽2枚です
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『Heart Station』 宇多田ヒカル
あまり期待してなかったアルバムだったのですが、シングル以外が予想以上に良くて驚きました。特に1曲目の「Fight The Blues」の歌詞で「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」の一節を差し込んでくるあたりは凄い!と思いました。「ぼくはくま」はみんなの歌に使われたほのぼのとした曲ですが、「前世」という言葉が飛び出したり「くま」という言葉を使った言葉遊びも面白いです。「虹色バス」は「Traveling」の続編なんでしょう。ヒップホップな感じが気持ちいい。
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『Game』 Perfume
テクノポップのオリコンアルバム1位はYMO以来と各方面で紹介されてますが、80年代前半のテクノサウンド、ニューウェーブと比較するよりも、私は2000年以降のKylie MinogueやMadonnaあたりのサウンドに影響を受けたのかなと思いました。でも音は洋楽のダンスポップにとても近い音で、シングルを含めてアルバム全体で曲が良くできています。サビメロと本メロとのバランスが絶妙に良い「Baby Cruising Love」やR&Bサウンドの「マカロニ」、Kylie Minogueのアレでしょという「シークレット・シークレット」なんかは本当に歌詞メロディとも完成度が高いです。でも歌詞はアイドル歌謡曲という感じで、人気が出たりしたらキャンディーズとかウィンクとかそれこそモーニング娘みたいになっちゃうんでしょうか。