Ver.5 Music Box - Snoop Dogg 特集 -
- Snoop Doggy Dogg
- Doggystyle
新曲を聴いて、キャリア15年にもなるのに、この勢いには驚きました。正直デビュー当時はここまで息の長いラッパーになるとは思いませんでしたから。ということでデビューから現在までのヒット曲を10曲紹介しようと思います。
Nuthin But A G Thang
(93年2位) Dr Dre f. Snoop Dogg
90年代、ちょうどヒップホップが盛り上がってきた頃にNWAの頭脳、Dr Dreのソロアルバム『Chronic』からのリードトラックがこの曲でした。そこにフューチャーされたSnoop Doggはその容姿からSnoop Doggといわれて、掛け声の「バウ・ワウ・ワウ」は流行語となりました。ピロピロというシンセの音はGファンクブームを巻き起こします。
Who Am I (What's My Name ?)
(93年8位)
Dr DreのアルバムでデビューしたSnoop Doggはその勢いのままソロデビューを果たします。デビューアルバム『Doggystyle』は初動枚数で803,000枚を記録して、1位を獲得します。その後自身のサントラ盤を含めて4枚連続で全米1位に輝くなど、最初の全盛期を迎えます。
Doggy Dogg World
(93年)
デビューアルバムから3曲目のカットがこの曲でした。チャートヒットはしませんでしたが、70年代のファンクサウンドの雰囲気たっぷりで、個人的にはデビューアルバムでもお気に入りのナンバーです。
Doggfather
(96年)
デビューアルバム以外ではなかなかシングルヒットが出ないSnoop Doggですが、アルバムは大ヒットを記録していました。ソロアルバムとしては2枚目となる『Doggfather』も当然のように1位になりました。音はGファンクからよりしっとりと、つぶやくようなラッピンにも磨きがかかってきました。
Still A G Thang
(98年19位)
レーベルをDeath LowからMaster P率いるNo Limitに移籍して出したアルバム『Da Game Is To Be Sold』からのリードトラックでした。アルバムはNo Limitの勢いも合わせて全米1位を獲得します。タイトル通りに「Nuthin But G Thang」の続編で、音もデビュー当時の音を意識したようなものでした。自身の作品としては久しぶりのシングルヒットとなりました。
Beautiful
(03年6位)
当時勢いのあったNeptunesと組んで、デビュー当時以来となるTop10ヒットを記録しました。この頃からSnoop Doggの再評価も始まって、客演ヒットも増えてきて現在に繋がる勢いが生まれました。
Drop It Like It's Hot
(04年1位*4)
「Beautiful」と同じくNeptunesとのコンビによりシングルで初の全米1位を獲得します。まるで念仏のようなどんよりとしたリズムトラックにシンプルなメロディ。ポッピンの「スヌープ」という音が癖になります。
That's That Shit
(06年20位)
アルバム『The Blue Carpet Treatment』からカットされて20位のヒットを記録しました。作曲とフューチャリングにR Kellyが関わっていて、チャート順位以上に完成度の高いナンバーです。
Buttons
(06年3位) Pussycat Dolls f. Snoop Dogg
Pussycat DollsのシングルでPolow Da Donの手による大ヒットですが、この曲にもSnoop Doggが関わっていました。
I Wanna Love You
(06年1位*2) Akon f. Snoop Dogg
07年に大ブレイクしたAkonの初の全米1位ヒットにSnoop Doggがフューチャリングされていました。ちょっともの悲しいメロディが良い感じでした。
そして2008年に発売されるニューアルバムからのカットがこの曲です。全く路線の違ったナンバーで、改めてビックリですが、今勢いのあるアーチストなのでしょうね。
ということで緊急ですがSnoop Doggについて特集してみました。