Watch The Pop Music Video | ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

過去と現在の洋楽シーンをチャートデータをもとに紹介するページ(週一更新予定)

Watch The Pop Music Video - 元気が出るポップソング特集 -


Steve Winwood
Arc of a Diver

最近の曲だけじゃなくて、昔の洋楽ヒットも聞いてみよう!というコーナーです。大体週1のペースで10曲程紹介していきます。なお、それぞれのビデオはYoutubeにリンクしています(別ウインドウで開きます)。ビデオが見られることを確認していますが、時と場合によっては見られない場合があります。


残暑お見舞い申し上げます。こんな日には元気の出るポップナンバーを聞くのがイチバンというわけで、私がよく朝とかに聞いているポップソングを80年代を中心に10曲紹介しようと思います。わりと歌詞もポジティブなものを多く選んでみました。


まずは82年にSteve Winwoodが全米チャート7位のヒットを記録したこの曲からスタートしましょう。Spancer Davis BandのボーカルだったSteve Winwoodの初ヒットがこの曲でした。歌詞の通り、まさしくチャンスをゲットして80年代には大活躍を見せました。


While You See A Chance / Steve Winwood (82年全米7位)


84年にMatthew Wilderが全米5位を記録したヒット曲ですが、90年代に80年代のコンピレーションアルバムが日本で発売されるときの目玉がこの曲だったと思います(今じゃ80sコンピの定番ですけど)。Matthew Wilderは結局この曲だけしかヒットしませんでしたが、90年代にはGwen StefaniのいるNo Doubtの出世作『Tragic Kindom』のプロデューサーとして再び脚光を浴びます。この曲のサビのフレーズはP Diddyが「Can't Nobody Hold Me Down」で引用してこれまた大ヒットを記録しました。


Break My Stride / Matthew Wilder (84年全米5位)


UKのシンセサイザーポップスの代表的なアーチストHoward Jonesは全英はもちろん全米でも数多くのヒット曲を生み出しました。85年には2ndアルバムからのこの曲が全米チャートで5位に入るヒットを記録しました。何よりこのタイトルが好きですねえ。


Things Can Only Get Better / Howard Jones (85年全米5位)


今でもグリーン・ガートサイドのプロジェクト、Scritti Polittieの『Cupid & Psyche』(85)は時々聞きたくなります。そこからのカットであるこの曲は全米チャートで85年に全米11位まで上がりました。美しいメロディにグリーンの透明感ある声がマッチして、気持ちの良いポップスだと思います。


Perfect Way / Scritti Politti (85年全米11位)


第二のJackson FiveにはなれなかったDebageですが、映画「Short Curcuit」からのカットとなったこの曲は86年に全米チャート3位まで上がります。曲はご機嫌なファンキーなサウンドで良い感じですが、映画「Short Circuit」もまたほのぼのと温かい気持ちになる良い映画でした。私はPt2まで見ました(笑)。


Who's Johnny / El Debage (86年全米3位)


こちらも映画「Pretty Woman」サントラから。80'sにはおなじみのUKのポップアーチストのGo Westが90年に復活したナンバーです。全米チャートで8位はもちろんGo Westでは最高のポジション。つい口づさんでしまうサビメロが最高です。


King Of Wishful Thinking / Go West (90年全米8位)


映画サントラを続けます。こちらはダン・エイクロイドとキム・ベイシンガー主演の「花嫁はエイリアン」からカットされて89年に全米9位のヒットを記録しました。Animotionは85年のObsession(全米5位)のヒットで知られるテクノポップグループで、ボーカルのシンシアはRichard Marxの奥さんですが、もう一人のボーカルがRichard Marx似の声でデュエットっぽいイメージで当時聞いてました。


Room To Move / Animotion (89年全米9位)


映画サントラをもうひとつ。マイケルJフォックスの「ドク・ハリウッド」から91年に全英で1位に、全米では10位のヒットになりました。アイドル的な人気がありましたが、作曲がブリティッシュインベイジョンで活躍したNik Kershawということでも話題になりました。今聞いても軽やかなギターポップという感じで、テンションが上がります。


One And Only / Chesney Hawkes (91年全米10位)


スコットランド出身の3人組ポップバンドDanny Wilsonの87年に23位を記録した渋いヒットナンバーですが、ピアノを軸にしたメロディポップは今もなお愛されている隠れた名曲です。


Mary's Prayer / Danny Wilson (87年全米23位)


今回のラストナンバーですが、久しぶりに聞きたくなったシャカタクで閉めます。82年の日本を中心としたヒットナンバーですが、フュージョンサウンドが今聞いても気持ち良いですね。Nightbirdsの他にもInvitation もお勧めです。


Nightbirds / Shakatak


ということで元気がでるポップソング特集でした。