広汎子宮全摘術 | がんナースのおし(も)ごと

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検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

いよいよ手術[みんな:01]

怖さとか不安とか全くなかった[みんな:02]

私の身体から、一刻も早く癌を取り除いておくれぇ[みんな:03][みんな:04][みんな:05]

その気持ちばかりが、日々つのっていた。
やっと待ちに待ったこの日[みんな:06]
嬉しい[みんな:07]

頑張るよ[みんな:08]
やってくるよ[みんな:09]

手術に向かう足取りは軽かった[みんな:10]

朝9時からの手術[みんな:11]

家族も一時間前に来てくれた[みんな:12]

娘も息子も遠足みたいに何故かウキウキしている[みんな:13]

独歩でゾロゾロと手術室へ[みんな:14]

子ども達とハグし、
『行ってきまぁす‼』
と、大きく手を振り手術室内へ[みんな:15]

たくさんの部屋[みんな:16]

さすが、すごいなぁ!
と感心しながら、誘導されるがまま手術台へ[みんな:17][みんな:18]

『お願いしまぁす!』

この時の声もきっと弾んでいたと思う[みんな:19][みんな:20]

モニター、静脈注射、硬膜外チューブ挿入(手術後の鎮痛のため、背中からチューブを入れ、鎮痛剤を注入する)

などなど、次々と処置がなされる[みんな:21]

まさに

まな板の上の鯉[みんな:22]


『タイムアウトお願いします。
今から、たまさんの、広汎子宮全摘術開始します』

主治医の声[みんな:23]


マスクをされ、二回呼吸したまでは覚えている。

今日を無事に迎えられて有難う[みんな:25]
先生方、看護師の皆さま、私のために6時間の時間を有難う[みんな:26]

家族の皆、朝早くからごめんね。
有難う[みんな:27]

心配してくれてる友達のみんな、応援有難う[みんな:33][みんな:34]


無事に生還するから楽しみに待っててね[みんな:24]

そう思いながら、深い眠りにつくのであった[みんな:28][みんな:29][みんな:30]

術後のオチがあるとも知らずに[みんな:31][みんな:32]




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