理想と目標は使い分ける方がいい | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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この前、たまたまユーチューブを見ていたら

ものすごくかっこいい(そしてうまい)ギターの弾き方をしている人がいて

 

「すごいな~!

こんな感じで弾けたらとにかく気持ちがいいだろうなあ~」

 

なんて思ったりしました。

 

この、憧れ半分、感動半分みたいな状態は、いうなれば「理想」の感覚です。

 

現実的に自分がそうなれるのかは別にして、

「そうなったら最高だな~めちゃくちゃ気持ちいいだろうな~」と思える感覚。

 

で、そこから

 

「自分も古いギターを久しぶりにメンテナンスしようかな。そういえばあの曲弾いてみたいと昔思ってたんだよな~、久しぶりにチャレンジしてみるか~」

 

みたいな状態になると、それは理想というより目標になる。

 

理想というのは青天井で、

叶うか叶わないかは分からない夢みたいなものですが、

 

それに対して目標は地に足がついていて、

現実的に「叶える」ことを意識して掲げる旗のようなイメージ。

 

理想=かなわない、というわけではないけれど

基本的に「理想」というのは、無数の目標をクリアし続けた先に待っているものだったりしますよね。

 

この理想と目標が頭の中でごちゃごちゃになってしまうと

 

「思い描いている自分」と「現実の自分」のギャップに必要以上に苦しんでしまったり、

 

目の前の「やるべきこと」がなんなのか分からなくなったり、

 

逆に、本当は叶うはずのものも「無理だ」と諦めてしまったりと

 

「自分が良い方へ変わっていく(成長していく)見通し」が立たなくなります。

 

自分の中にあるその感覚が「理想」なのか「目標」なのか

整理をしながら使い分けるのがいいですよね。

 

 

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