「誰かを傷つけたかも」と不安になる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

実際には何もしてないのに

「誰かを傷つけてしまった」とか

「物を壊してしまったかもしれない」とか

「悪いことをした気がする」など

誰か(何か)に加害をしてしまった、という思い込みに陥りやすい人がいます。

 

これは、「加害恐怖」なんて呼ばれたりします。

 

思い込みの度合いが強いと精神科で診断名がつくこともある症状ですが、

 

症状とは言えないまでも

「自分が無自覚に誰かを傷つけてしまったかもしれない」

という不安を常にうっすら感じている人は案外多い気がします。

 

加害恐怖を持つまでの経緯は人それぞれですが、

なんとなく共通しているのは

「人を傷つけたくない」という気持ちが強いことと

「(根拠はなくても)自分はダメな存在だ」という気持ちを持っていることじゃないでしょうか。

 

自分は至らないから、気付かないうちに誰かに危害を加えてしまっているかもしれない…と思い始めると、たしかに怖いですよね。

 

人と話す時、何かを選択する時…

あらゆる場面で「本当に自分って大丈夫?」という問いが出てきて、頭では「大丈夫」と分かっていても「でも私は至らないから何かを見落としてるんじゃない?」なんて思い始めると…想像するだけで疲れる(-_-;)

 

「こんなひどい目にあった」という訴えに比べて

「人を傷つけたかも…」という訴えは、

実害が出てない限り「大丈夫だよ~」と軽く流されやすい傾向があるけど、

 

実際、悩んでいる本人は結構神経をすり減らしながら生活していたりするので、

周りの人が思うよりも大変だったりするんですよね。

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

佐藤楓Instagram