気を使えることは悪いことではないのですが
あまりにも他者に意識が向きすぎると
だんだん疲れてきますよね。
誰かの機嫌が悪いと「自分のせいかな?」と気にしてしまったり、目の前のことに集中できなくなったり。
あとは、相手の気分を上げようとして、先回りしていろんなことをやってあげるとか、無理に明るくふるまったりすることもあるかもしれません。
それはもう、「気を使える」というよりも
「相手の気分にふりまわされすぎる」と言ったほうがいいかもしれませんね。
相手の気分に振り回され続けていると、
✅常に周りの顔色をうかがってしまう
✅細かいところまで気になるようになる
✅人といること自体がストレスになる
✅何もしていないつもりでも疲れる
こんな風に、要はすごく疲れます。
そして最終的には、
✅他人がどう考えているのかが気になりすぎて、自分の考えや気持ちがわからない
なんてことになってしまうことも。
こういう時に、「もともと共感力の高い人がこうなりやすい」と言われたりもしますが、
実際は、家庭環境や幼少期の経験が影響していることもかなり多く、トラウマ的な視点から見ることも大事なんです。
たとえば幼少期にピリピリしたお家で育っていたりすると
子供は無意識でも親に気を使います。
こんな経験が積み重なると、
その人は自分と他人をうまく線引きすることが苦手になります。
自分と他人は別物、と思いきる事が出来ないから
「私なにかしたかな?」
「私が何かすれば相手の気分が良くなるかな」
なんて思ってしまうんですよね。
つい先回りしてしまう人は
「何もしない」を選べるようになるといいですよね。
「人の気分は変わるもの」「自分のせいじゃない」と思えたら、もっと自由に、もっと楽に生きられるようになるかもしれません。
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