感想115|「出来ないと言えない」が消えた!
匿名希望
私は頑張ればできる、努力すれば苦手なことも乗り越えられると思って生活をしていました。
その考えのせいか、自分にとって苦手な仕事が回ってきても、出来ないと言えなかったのです。
なぜ出来ないと言えないのかを考えてみると、「出来ない」と言ったら、周囲から怠けていると思われる、仕事が回ってこなくなったら怖い、という気持ちを持っているからでした。
でも、私は苦手な仕事が来ると「時間がかかるから後回しにしよう」と考えてしまうので、その結果、仕事が自分のところで止まってしまうという状態が起こっていました。
周りの人の目を気にして出来ないと言えないことが、逆に周囲に迷惑をかけている可能性もありましたが、佐々木先生に相談するまでは「出来ないと言えない」ということばかり気になっていて、客観的に自分の矛盾に気付けていませんでした。
なぜ出来ないと言えないのか、というのをテーマに治療を受けることになりました。
治療前の私は出来ないと言って怠け者と思われたくない、仕事ができない人と周囲から思われたくない、という気持ちでいっぱいになり、悲しくなっていました。
それを佐々木先生に伝えると
〇〇さんができないと言っても、誰も怠けているなんて思わないよ。むしろ、みんなできないことを効率よく他人にお願いしているんだよ。
と言われたときに、私は出来ないと言っても大丈夫なんだと安心し、泣きそうになりました。
治療後は、治療前に抱いていた悲しい気持ちがなくなり、出来ないことをいい意味で諦められるようになりました!
頑張るべきことと、人にお願いしたほうが早いことを見極めて、「できないなら他の人にお願いしよう」と切り替えられるようになりました。なんで切り替えられなかったのかが不思議に思えてきます。
今思うと、出来ないことを努力してできるようになるという美談を欲しがっていたように思います笑
これからも少しずつ前に進んでいきたいと思います。これからもご指導よろしくお願いします。
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